2018年3月30日金曜日

新型カローラって、カッコいいね

正式にはカローラハッチバック、でオーリスの後継、と紹介しているサイトがありますがオーリスはなくなってます。
オーリスは既にカタログ落ちしています。後継がカローラハッチバックになります
もともとオーリスがカローラハッチバックから派生しているので名前が先祖戻りしました。
カローラセダン(アクシオ)やカロゴンことカローラフィールダーの後継タイプもいずれ発表されるでしょう。
なんせオーリスはつい先日ジュネーブモーターシヨーで後継発表があったばかり。一月もしないうちにデザインの似た新型カローラハッチバックを発表するってどういうこと?
オーリスも良いサイズでデザインはいいのですが、海外販売、特に欧州がメインになっていると聞いたことがあります。オーリス自体がカローラハッチバックの後継なので。ややこしいんですがアメリカではオーリス車名がなくなってサイオンim→カローラimになっており、今回ニューヨークで発表されたので、カローラimの後継フルモデルチェンジというところが正式なのでしょう。欧州向け、日本向けはパワートレーンとかトランスミッションの組み合わせがそれぞれ変わってくるかもしれません。

ま、まだ実車を見ていないのであくまでニュースの写真しか判断材料がありません、こうした転載は怒られそうですが



カローラ(ハッチバック)はもともとセグメントではBセグメントの車ですが、カローラハッチバックからの系譜で発展したオーリスはCセグです。少し大きい。今回アメリカと日本向けのカローラハッチバックはオーリスの流れを統合してフルモデルチェンジの結果サイズを拡大した、ということですかね。日本の法規上も3ナンバーから5ナンバークラスになるわけですな。
モデルチェンジのたびにサイズが大きくなるのは反対です。だんだん日本の道路事情からかけ離れて行き運転が面倒くさくナツテ来ます気を使う場面が増えて来ます。さて日欧で販売している今月頭にモデルチェンジしたばかりのオーリスはなんだろう
オーリスは既にカタログ落ちしているんですね。ひょっとして欧州ではオーリスの名前で販売を続けるかもしれません。
ジュネーブショーの新型オーリスより、今回のニューヨークの新型カローラハッチバックの方がフロントグリルの押出感あり、恰好良いですと、私は好きなので。そう思います。

カローラはこれまで5ナンバーを頑なに継いで来ましたが、新型はオーリスとの統合?でついに3ナンバーになります。
そ実車の大きさが非常に気になります。デザイン次第です。
新しいプラットホームTNGA, GA-Cを使った新世代型カローラは中身はどうでしょうねとても気になります。
新開発の直噴2L直列4気筒と新型6速MTが組み合わされるらしいです。i6MTiはインテリジェントの意味でしょうが、何らかの電子制御が介入するのでしょうか。いや~ん(TдT)
オーリスの様な4WDはラインナップされますかねー
1.6L直3ターボが噂されているらしいです。

日本での登場、発売は今夏らしいです。期待大。
勿論乗り換えの予定はありません(;・∀・)もう少ししたら詳しい情報が発表されてくるでしょう。楽しみです。



黄砂の進撃(講談社文庫) 松岡圭祐

入院中読んだ本です。会社の上司からお見舞いで頂きました。
清朝末期の中国が舞台で、しかも、ガッツリ義和団がテーマです。なかなかマニア。
同じ時代背景の本は、浅田次郎氏の「蒼穹の昴」、「珍妃の井戸」、「中原の虹」
を既に読了済です。ただ義和団、アヘン戦争、あたりはまだ私の中で闇の世界だったので興味深く読めました。義和団事件に至る清の状況は戦国末期の日本に近いものを感じます。オランダやスペインがキリスト教の布教に名を借りて貿易特権を支配層の大名と取引しています。日本ではその危険性を感じた秀吉や徳川幕府から締め出しを受けてますが、欧米人のアジア人を侮蔑する価値観は現代でも通じるものがあります。特にインドや中国では犠牲者が多く、歴史上凄惨な事件がこれらの土地で繰り広げられます。抗ったのは義和団、セポイの乱などで
セポイの乱は義和団事件のたった43年前の出来事ですアジアの人々にとって不当に搾取され、隷属を強いられた暗黒の19世紀と言っていいです。
この本では、義和団が乱を起こすに至った経緯が、やや淡々と描かれていて、
義和団が外国人排斥に至ったまでの動機やエネルギーの源が掴み辛かったです。清朝政府の腐敗もあるんでしようが、序盤で繰り広げられる教民()への攻撃が端緒になっている割に、教民と中国人との様々な軋轢があるんだろうなー、と読み手が勝手に想像する他なくバルヒェット神父の一件も、地元の中国人から先に手を出したことになっていて、キリスト教やモルモン教の勢力が圧倒的な悪とされておらず、多少、人でなしな行為があったんだろうな、と思わせているが、その後の義和団決起の狂ったような殺戮に至る怒りの理由とするには力不足に感じました。
そんなモヤモヤ感を抱きながら後半の北京での東交民巷の戦いに入って行きます。
どうやら、同じ作者による、義和団の戦いのメインの舞台になったこの東交民巷の籠城戦は別の作品があり、黄砂の籠城(上-下 講談社文庫)に纏められているようです。籠城戦の主人公は日本人の駐在武官 柴五郎です。
一方本作の主人公は義和団の指導者張徳成と言う架空の人物です
義和団の決起の動機に関してカオスなままクライマックスに入りますが、主人公の台詞には断定的に外国人宣教師と中国人農民との軋轢がありますが、
やはり、その場面を描写したシーンはほとんどないままです。
義和団が民衆反乱だったのか、清朝から煽られて北京の東交民巷の外国人公館を襲撃したのか、読後もモヤモヤ残ります。実際に何の記録も残ってないんでしょうか。作中に出てくる。軋轢の記録とされている地方の瓦版が現存していればいいのですが。
例えば日本の島原の乱は圧政と宗教弾圧に耐えかねた農民の大規模反乱ですが。
ああいった形で悪役、松倉勝家、寺沢堅高があればわかりやすいんですが、義和団事件ではそういった代表的な個人は出て来ない。宣教師とだけあるのみ具体的な宗教団体名もない。あえて言えばキリスト教、場所が山東省が中心地なので、ドイツ系教会勢力。
ん、ドイツ系教会勢力といえば、中世スラブ地方に布教を名目に勢力を拡大しながら悪虐の限りを尽くした宗教騎士団がいましたね。さてこの本はそこそこ読み始めるとサクサク読めますが上記のようにモヤモヤ感が続くのであまりおすすめしないです。ただ中国人の視点として描かれて無理がない部分は大変評価できます。



2018年3月29日木曜日

nexus7 3年目そろそろ次を考え中

入院中のこのブログは、2月以降分は3年前買ったタブレットnexus7(2013)で書いてますがやはり文字を起こすのはキーボードのほうが楽です。
nexus7を3年使って、主にネットブラウズ、ヨウツベから落とした動画視聴、メモ書き。旅行時のpdfなどの資料参照。
と言ったところです。やはりスマホより画面が大きいので動画や資料を確認するのはタブレットのほうが良いです。
スマホも昨年暮れに、4.2インチのサムソンギャラJから5.5インチのhuaweiP10plusに買い替えましたが、それでも。nexus7の7インチはデカイ、見易い。
私のnexus7はwifi版でLTE版ではありませんが、OCN格安SIMを挿しているスマホhuaweiP10plusからのテザリング運用しています。OCNは3GBの契約で月費用は2000円そこそこですが、低速モードでは使用量の上限がありません低速とは言えヨウツベのさほど大きくない動画はストレス無く見れます。
そんなことをしていたら、月3GBの契約なのに、3月は9GB近く使ってました。勿論追加費用は発生しません。なんかスイマセンΣ(´∀`;)






さてそんなフル活用のnexus7ですがここ半年でバッテリーがかなりヘタって来たようです。普通に待機状態だけで20時間くらいしか持たなくなってきました。今はACアダプターつけっぱで使用中

処理速度とか画面操作では何の支障もありません。一応、ブログの書き込み面倒くさいけど出来ています。
Amazonの注文くらいも可能です。
出来れば裏蓋外してバッテリー交換できれば良いのですが。nexus7はバッテリー交換が不可能です。残念(;´Д`)

画面サイズを考えると、代わりのタブレットが欲しいところです。
小さいノートPCでも良いかもしれないなあ。ダブレットにするなら前から目をつけていたものがあり、huaweiのmediapad M3lite10wpwifi画面は10インチ1920*1200、アンドロイド7メモリ4GBカードスロットありSDXCまでokなぜかワンセグフルセグチューナー付。HUAWEIスマホにはチューナー無しなので補完されるか。今なら3.4マソくらい。@価格com
wpではないバージョンなら2.6マソ結構風呂で動画、主に大河(wをよく見るので wpの方が良いです。私の場合。

タブレットではなくミニノートPCなら?もう少し先に考えよう。候補はLGのgramのz980か、Huaweiのmatebook x どちらも@12マソくらい。出費が大きすぎる
まだ先かな






2018年3月28日水曜日

huaweiから新しいスマホが発表された。

その名はP20
昨年mate10発表来P10の後継としてP11だのP12P20とか噂だけはありましたが、蓋を開けて見ると、P20が正解だったようです。
これまでの流れの延長ではありますが、カメラ機能にかなり力がこもった製品になっています。
私のP10からWカメラ=レンズが2つになっていますが、P20はまさかのトリプルカメラレンズが3つです。
発表会もスマホの発表会というよりカメラの発表会のようになっています。
どこのメディアも日本での販売の詳しい話が出ていませんが日本での販売は間違いないです。気になる価格は少しお高くなるようです。昨年のmate10もややお高い価格設定でしたからね。まあmateはhuaweiの最上級機の位置づけなので仕方あるまい。
ですがPシリーズは価格帯設定を上げないでほしいですね。製品に魅力があるのは間違いないのですが。自分としては、カメラ機能をスマホにはそれほど多く求めていません。
P20は安くなって来たらかんがえてみたいですが、今のP10のバッテリーの寿命次第かな。

もうすぐ、中国の宇宙ステーションが大気圏再突入します

正確な落下地点は直前にならないとわからないそうです。29日と30日の明け方に光跡が見えるかもしれないそうです。誰も被害に会わないところに堕ちて欲しいです。マスコミが不必要に騒ぎたてるかもしれませんが
現実には騒ぐほどのことはないと考えています。

イーロン・マスクのThe Boring Company

ハイパーループという言葉は、あまりにも日本のメディアは触れないので、日本では馴染みのない言葉かもしれません。日本のメディアはイーロンマスクに遺恨でもあるんでしょうか?
さてそのハイパーループを実現に向けてトンネルを掘っている会社が表題の会社。
その収入源が物品販売だったとは。
ハイパーループがまだ完成してませんから旅客輸送による収入はまだ当分先の話にはなりますが。
とは言えその物品が、ブランドロゴがついた帽子とか、先頃話題になったネットで入手できる火炎放射器とか。次を実物大、かなり大きな岩石のレゴブロックらしいです。しかも現在掘り進めている地下のトンネルから掘り出された岩で作られるブロックらしいです。ピラミッドセットとかスフィンクスセットとかあるらしいですよ。
海外販売しても日本では売れないでしょうね。
考えることが斬新過ぎる!


2018年3月27日火曜日

世論とはマスコミに左右されやすく為政者から操作されやすく、危ういもの 

書いて見ると、
表題は、極当たり前の様な気がします。

二〇世紀最高のジャーナリストと言われる、アメリカのウォルター:リップマン、彼の著作に「世論」があります。原題はpublic opinion
彼がこの本を書くきっかけになったのは第一次世界大戦へのアメリカの参戦に深く関わりがあるのですが、

人は信じたいものを信じる、見たいと思う現実しか見ない、ということは、かれこれ1000年以上前に真理とされてますが、シーザーならぬリップマンは、「世論」でマスコミや疑似環境やステレオタイプといった言葉を駆使して
現代の人が世論や社会的な意見を形成する上での注意点を訴えかけています。端的に言えば、マスコミは、
為政者にとってコントロールしやすいもので、世論はまたその影響を受けやすい

今回日本の政治で起こっているのは、その事件前に政府が、世論を誘導コントロールし、そんな世論操作なんてしてませんよー嘯いていたことに、むりくり操作する中で無理強いして従事させていた官僚が、もう我慢できません、と音を上げたことが原点なのではないかという気がします。世界でも日本の報道の自由度は低いですからね。今の日本政府はシリア並みと言っても言い過ぎじゃないかも

リップマンは、世論の本質とは、情緒にある、と。
この為、世論とは実態の掴めない、危うい存在。悪賢い指導者は、この世論の流れをいち早く気づくがキづくだけではなく作り出すことを考える。黒幕のなんちゃら会議とか神道なんちゃらが考えていそうなことです。

佐川にしても、安倍にしても、天網恢恢疎にして漏らさず、

の言葉通りにいずれ、なる。

今日、佐川が明確に話し、関与を否定し続けた人物の中に今回の事件の黒幕がいると、誰もが想起するような答弁でしたね。

立民の議員が言ってましたが正に、火に油を注ぐ、内容になったと思います。
彼佐川、昨年来嘘=事実とは反対の事しか国会で答弁していないんですもの。ある意味、わかりやすいなー、と思いましたが、周りからあれだけ責められても嘘を続けられるって凄い才能ですが全く同情する気になりませんでした。むしろ、もっと懲らしめてやれ、としか思えなかった。
だってかなりの額の税金の無駄使いをさせた。国会を空転させたことを含めてですが。
大概「報い」、と言うものはあるものです。
因果応報、です。相当な数の人の恨みを抱えていることに気がつかないんですかね。財務省の官吏は頭が良いと言う話ですが嘘っぱちでしょう。と私は思います。

上がったり下がったり、忙しい市場ですロイターによると

ロイターによると、前夜NYが600ドル超える上げたことが今日の東証の上げに繋がったようです。NYか上がった理由が、これまたうさんくさいんですが、アメリカ政府が中国と貿易に関する対話継続中、と言う話があり、貿易戦争って遠のいた、と見たい筋の買いが、大幅反発の理由だとか。、これって、トランプ一味の市場操作なんじゃね?
もしそうだとしたら、トランプ一味はこの一両日で大儲けですね、あくまで勝手な妄想です。
貿易戦争懸念はトランプが大統領の座にいる限り無くならないと思います。トランプの存在自体が大きなリスクとしか思えません。しかも不安定な。
前に書いたように、大きなトレンドは転換したと見たほうが良いと考えます。

間抜けな不動産屋の爺いに尻尾を振る安倍政権の阿呆さ加減も相当なリスクです。早く退場しろよ。
今日の国会の証人喚問は全く酷過ぎますね。


2018年3月23日金曜日

清明=ViVa春

熊本でも、桜の開花が進んでいます。まだ朝晩はやや肌寒いですが。
のんびりしていたら、来週ははや四月です4月5日は二十四節気の清明。
清明は瞬間を言うのだとずっと勘違いしてました。次の穀雨までの期間を表すんですね。なので、今年の清明は四月五日から四月二十日の穀雨までが清明だそうです。
さて清明とは春先の清らかな明るい様を指しているようです。
花々が咲き、土中から新しい芽が芽吹き、まさに清明=「viva 春!」っつー感じ。
個人的にも春万歳\(^o^)/と言いたい所が幽明の間をさまよって以来まだ入院生活から抜け出せず。( ・∀・) \(^o^)/こうできるのは、もうちょい先になりそう (=o=;)


2018年3月22日木曜日

立てよ佐川、

立民の枝野氏、「国民のために証言してくれと声を上げよう」
ナイス👍

2018年3月21日水曜日

歪み調整と、両岸のスキャンダル

株式市場は、そろそろ一時的な佳境領域に入りつつありますね。
佐川君の元上司が消える消えないに関わらず。
一番のきっかけはアメリカの田舎者不動産屋のおっさん。貿易戦争と、根拠が薄い貿易不均衡の不満を鳴らし、正当性のかけらもない報復関税を叫ぶ。駄々をこねる餓鬼以下。(ヽ´ω`)
ずいぶん長い間、景気の実感と株式のトレンドが一体感がなかったですが、この歪の調整の必要はあるでしょう。そういった意味でセメント屋のせがれの爺いは早く退場した方が世の為。
新聞記者のせがれの人でなし阿呆右毒は、KY の嫁共々監獄で、これまで踏みつけてきた屍の数数を弔いながら反省した方がいいでしょう。
平和な日本で良かったですね。内乱が起きてもおかしくない、史上まれに見るイベントです。

海の向こうNYはFB の個人情報漏洩、しかも漏れた先が不動産屋のおっさんが大統領選挙の際協力していたデータ会社と、。これまたよーやるわ。( ゚д゚)ポカーン
そんなこんなで大叩かれ大炎上中
前から自分はザッカーバーグ君の印象が宜しくなかったですが。だからFB にも悪印象があります。
頑張りたまえ( *・ω・)ノ
それはともかく。この件でNY の市場は大揺れです。が、ロイターのニュースにBAMLの投資家動向調査がでてましたが、3月初旬にハイテク株の買いが膨らんでいたらしく、多くの投資家のこの先の成長鈍化懸念は低い、と
見ているようですねー
一方、貿易戦争に対する懸念は大きいようです。
このニュースで呼ばれていた、FAA NGは知ってましたが、中国ハイテク3社BATが寡聞ながら解らず。
Bは百度、Aは阿里巴巴、T は騰迅テンセントでしたー
なるほどー

2018年3月18日日曜日

日韓同盟くらいやってやろうっていう政治家は一人もいねえのか

往時、薩摩と長州は恨み骨髄と言われるほど悪かったのに、手を結んだ。お互いに 共通の目的があったからだ。現代もひとつ間違えば日本中が火の海か放射能の地獄。アメリカへの幻想を信じている輩は幕末の幕府の小栗上野介と同じレベル。
幸運な事に、かの国にはムンちゃんがいる。こっちには阿呆しかいねーが( ; ゚Д゚)

香乱記1~4(新潮文庫)

極最近まで秦末期の楚漢戦争時の斉の田横を詳しく知りませんでした。
と言っても、史記における、彼の既述は、クライマックスとなるのは、彼の死に様を述べた
以下の部分です

史記田膽列伝より



劉邦中国全土を支配した後、斉=今の山東半島辺りがなかなか鎮圧できなかった。特に大きな勢力があった訳ではなかつたが、住民が草の根の活動で田横を支えていたからだ
そんな田横に劉邦は一目会いたいと考えた。
何度か招請の使者を送り、ようやく、田横は、劉邦がいる都の洛陽に向かう。


且陛下所以欲見我者不過欲一見吾面貌耳
今陛下在洛陽今斬吾頭馳三十里閒
今陛下在洛陽今斬吾頭馳三十里閒


形容尚未能敗猶可觀也

といって、自ら首をはねる。以下続く。


宮城谷さんの香乱記を読みましたが、最後の10ページは不覚にも入院中のベッドの上で泣きっぱなしでした。溢れる涙が止まらない。止まらない。

その原文にあたる、史記の部分が、ここに挙げたテキストになります。

宮城谷さんの表現では、謁見のシーンはこのようになっています。


首だけの姿になった田横を引見した劉邦は、
香乱記では、
劉邦には生きている田横の容姿をみるよりも、首だけの田横を見たほうが、田横の全象がより明確にわかった。突然、劉邦は両眼に涙をためて、以下史記原文の引用に続く。



高帝曰嗟乎有以也夫起自布衣

漢高帝劉邦曰く、「ああ、ゆえ有るなりかな。無位無冠より起(お)こし、

兄弟三人更王豈不賢乎哉

兄弟三人はかわるがわる王となり、どうして賢者ではないだろうかな(賢者である)」と、

為之流涕而拜其二客為都尉

この為(ため)に涙を流した。しこうしてその(田横の)二人の食客(賓客)に官をさずけて漢都尉と為し、

發卒二千人以王者禮葬田橫

歩兵二千人を発して、王者の礼(れい)を以って田横を葬(ほうむ)った



宮城谷さんは、ここまでの記述から、香乱記四巻(新潮文庫)にしたんですね

『楽毅』以来の衝撃と感動がありました。
1日経ったが、読後の空虚感感が尋常じゃない







既葬二客穿其冢旁孔皆自剄下從之

既(すで)に葬(ほうむ)りおわり、二人の賓客はその墓塚の傍(かたわ)らに孔(あな)を穿(うが)ち、皆(みな)自ら首をかき斬って、これに従(したが)って下泉(かせん)した。

高帝聞之乃大驚大田橫之客皆賢

漢高帝劉邦はこれを聞き、すなわち、大田横の賓客は皆(みな)賢人だと大いに驚(おどろ)いた。

吾聞其餘尚五百人在海中使使召之

吾(われ)はその残りが尚(なお)五百人、海の中にいると聞く、と。使者をつかわしこれを召(め)し寄せさせた。

至則聞田橫死亦皆自殺

至ってすぐに田横の死を聞き、また皆(みな)自殺した。

於是乃知田橫兄弟能得士也

ここに於いて、すなわち、田横の兄弟は士(し)を得ることがりっぱにできていたのだと知ったのである。

何故これ程多くの殉死者が出たか、劉邦が言うように、田横の兄弟は、士を得ることが立派にできていた、そうしうる人物だった、香乱記のきっかけはこの辺りの既述なのでしょうね
今見返しても非常にショッキングなシーンですが、、何故見落していたんだろう?



2018年3月17日土曜日

いざ向かわん、(ウルティマトゥーレ=世界の果て)へ

NASAの探査機「ニューホライズンズ」の次の目標天体「2014 MU69」の愛称として、「世界の果て」を意味する「Ultima Thule」が選ばれた。

【2018年3月16日 NASA】

2015年7月に史上初の冥王星フライバイ(接近飛行)を果たしたNASAの探査機「ニューホライズンズ」は、2019年1月1日に次の探査目標である太陽系外縁天体「2014 MU69」(以下MU69)をフライバイする。その到着に先立ち、MU69にもっとわかりやすい名前をつけようと、NASAは昨年11月から12月にかけて愛称募集キャンペーンを実施した。

呼びかけに応じて世界中の11万5000人から3万4000もの愛称の候補が寄せられた。その中から選考や人気投票を経て、ニューホライズンズチームは「Ultima Thule(ウルティマ・トゥーレ、英語風の発音ではアルティマ・スーリー)」をMU69の愛称として選び出した。

「このような、興味深くて人々の心に訴えかける愛称を提案してくださった方々に感謝します。ニューホライズンズが体現する探査の真の精神を、名称という一つの形にしたことは、賞賛に値します」(ニューホライズンズ科学チーム Mark Showalterさん)。

「Ultima」はラテン語で「最後の、究極の」といった意味の言葉、「Thule」は中世の文学や地図に描かれた極北の地(島)のことであり、2つを合わせた「Ultima Thule」は「既知の世界の境界線を越えた、世界の果て」を表す。MU69の軌道は冥王星よりさらに16億km外側にあり、探査機が訪れる天体としては史上最遠であることから、実にふさわしい愛称といえるだろう。


「MU69は人類の次の『Ultima Thule』です。ニューホライズンズは、私たちが知っている世界の極限を越え、さらにその先にあるミッションの次の到達点を目指しています」(ニューホライズンズ主任研究員 Alan Sternさん)。

今回選ばれたのはあくまでも愛称だ。公式名は、ニューホライズンズがMU69をフライバイした後に、天体の特徴(単独星か、それとも実は複数の天体の集まりなのか)などに基づいてNASAとニューホライズンズチームから名称を管轄する国際天文学連合に提案される予定である。

世界の果てから見える景色に大変興味をそそられます。
一体その先にはどんな風景が見えてくるんでしょうか。
なんとか無事にたどり着いて、そこからの信号受診が上手くいって欲しいです。



中国はメモリーだけじゃないよの、話し

先日、世界の半導体業界での中国のメモリー工場の存在感高まってくるよ、の話をしましたが、丁度現在上海でセミコンチャイナ開催してます。珍しくPCwatchで
中国ロジックメーカーの話が掲載されてました。ロジックだけではなく、パッケージメーカーの話が掲載されている点が良いと思いました。
パッケージングに関して、世界の先頭を進んでいるのは台湾勢ですが、比較的見落としがちなのですがパッケージングを制する所が次代の半導体業界を引っ張って行くと個人的には考えています。
自分の仕事はまだまだ先があるなー、と思った次第。半導体技術は最先端技術だけではありません。


 エレクトロニクス産業における中国の勢いは凄まじい。コンシューマ製品では世界最大の生産国であり、その反映として、世界最大の半導体消費国となっている。半導体市場の統計で最も信頼性が高いとされるWSTS(世界半導体市場統計)の公表データによると、昨年(2017年)に金額ベースで中国の半導体需要は世界全体の31.5%を占めた。もちろん単一市場では群を抜いてトップに付ける。金額は1,297億ドル、成長率は23%である(参考記事「2018年も半導体は面白い(後編)」)。

 しかし世界最大の半導体消費国であるにも関わらず、中国のローカル企業は世界の半導体市場であまり大きな地位を占めていない。それどころか、中国は半導体需要の大半を、輸入で満たしている。輸出はごくわずかで、極端な輸入超過の状態にある。

 そこで最近になって中国の中央政府や地方政府などは、半導体産業に積極的に資金を投入することにより、半導体の生産力と技術力の向上を支援している。たとえば最近では、世界の国・地域別の半導体設備投資額で、中国は台湾や米国などを抜いて第2位に躍り出た。トップの韓国に迫る勢いである。

 設備投資額が急増したことで、中国では20件を超える生産ライン(ファブと呼ばれる前工程のライン)が今後3年間で新規に立ち上がると言われている。そのほとんどは300mmウェハを扱う大規模なファブである。世界の半導体メーカーの中で、追加投資ではなく、新規の投資によって工場をゼロから建設している地域は、ほぼ中国だけだと言われれている。

中国資本のファウンダリ企業とOSAT企業が出展

 設備投資の効果が実際の半導体生産となって現れるのは、3年後くらいだ。将来の話である。それでは中国の半導体製造は「今」、「現在」、どのようになっているのか。SEMICON CHINA 2018の展示会場には、その一端が明らかにされていた。中国資本のシリコンファウンダリ(半導体の前工程を請け負うサービス)企業と、中国資本のパッケージング請け負い企業(「OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)企業」とも呼ぶ)が、出展していたのだ。以下はこれらのローカル企業による出展概要をご紹介していく。

 最初は中国資本のシリコンファウンダリ企業である。最大手企業のSMIC(Semiconductor Manufacturing International Corp.)、大手企業のHLMC(Shanghai Huali Microelectronics Corp.)、中堅企業のH-Grace(Shanghai Hua Hong Grace Semiconductor Ltd.)などが展示ブースを構えていた。

量産の先端プロセスは28nm、将来は14nmへ移行

 SMICは、世界のファウンダリ企業の売上高ランキングでは、2016年に第4位に付けた(市場調査会社IC Insightsの2017年1月12日発表データ)。中国のローカル企業としては、最大規模で最先端の半導体製造ラインを備える。最先端の技術世代は28nmの多結晶シリコンゲートによるCMOSプレーナプロセスである。高誘電率メタルゲート(HKMG)のプロセスはまだ、提供していない。シリコンウェハの大きさでは300mmの生産ラインと200mmの生産ラインがある。

   
続いてHLMCとH-Graceである。両社はHuahong Group(华虹集团)と呼ぶ半導体製造の企業グループに所属している。Huahong Groupのファウンダリ事業は、2016年に世界の売上高ランキングで第8位に付けた(市場調査会社IC Insightsの2017年1月12日発表データ)。

 HLMCとH-Graceは、SEMICON CHINAに共同で出展していた。展示ブースでは生産ラインの現状と将来のパネル展示、ユーザー事例の実物展示、シリコンウェハの実物展示などを見せていた。

 生産ラインは最先端ノードが28nm、シリコンウェハは200mmと300mmであり、SMICとほぼ変わらない。2018年には28nmノードから14nmノードまでをカバーする、最先端の300mmウェハ工場(第6工場)を新しく立ち上げる。そして2019年には、成熟している技術世代の300mmウェハ工場(第7工場)を新しく竣工する計画である。






世界第3位と世界第7位の中国OSAT企業

 中国資本のパッケージング請け負い企業(OSAT企業)では、JCET(Jiangsu Changjiang Electronics Technology Co., Ltd.)と、TFME(Tongfu Microelectronics)が出展していた。

 JCETは中国で最大規模のOSAT企業であり、OSAT企業の売上高ランキングで2017年に世界第3位に付けている(市場調査会社TrendForceの2017年10月18日公表データによる)。JCETは2015年にシンガポールのOSAT大手STAS ChipPACを買収したことで、2016年に世界第3位のOSAT企業となった。

 JCETは展示ブースで、提供している主なパッケージング技術や生産拠点などをパネルで説

 そしてTFMEは中国で第3位のOSAT企業であり、売上高ランキングでは2017年に世界第7位につける(同上)。同社も展示ブースでは、提供しているパッケージング技術や企業の


そしてTFMEは中国で第3位のOSAT企業であり、売上高ランキングでは2017年に世界第7位につける(同上)。同社も展示ブースでは、提供しているパッケージング技術や企業の沿革などをパネル展示していた。


2018年3月16日金曜日

EU、米IT大手に3%課税か 21日発表へ、反発も


グーグル社のロゴ(ロイター)
 欧州連合(EU)が、グーグルやフェイスブック、アップルといった米IT大手に対し、域内の売り上げに3%を課税する方向で調整に入った。利益ではなく売上高に応じた「デジタル課税」で、年間約50億ユーロ(約6500億円)の税収増を見込んでいる。欧州メディアが15日伝えた。
 国ごとの収益把握が難しい多国籍のIT企業の課税逃れを防ぐのが狙い。EU欧州委員会が21日に導入案を発表する。
 ただ米IT業界が反発しているほか、こうした企業の欧州拠点を誘致しているアイルランドやルクセンブルクも難色を示しており、曲折が予想される。導入には加盟28カ国の全会一致の賛成が必要だ。

 EUが想定する課税の対象は、世界売上高が年7億5千万ユーロを超え、EUで5千万ユーロを上回る課税可能な収入を得ている企業。EUは税率を1~5%で検討しており、最終的な税率が変わる可能性がある。(共同)

安倍政権の命脈と外姦利用

BBCに載っていたコラムです。
筆者のジョン・ニルソン=ライト博士は、英シンクタンク「チャタムハウス」(王立国際問題研究所)北東アジア担当上級研究員、およびケンブリッジ大学日本政治東アジア国際関係講師

前段省略。

安倍氏は、総裁3期目を勝ち取ることで、少なくともその後3年は首相を続投できると期待している。
森友問題が安倍氏の政権にどの程度のダメージを及ぼすのかは、まだ分からない。最新の世論調査で政権支持率は前回調査から6ポイント低下し48%となった。
安倍首相にとって朗報ではないものの、スキャンダル発覚当初の昨年と比べると、それほど一気に支持率が急落したというほどでもなかった。自民党よりもずっと支持率が低い野党が、森友問題で勢いを得ているという兆しも、現時点では見られない。
逆説的だが、安倍氏の命綱は北朝鮮危機なのかもしれない。日本国民の間には朝鮮半島情勢への不安が高まっており、5月の米朝首脳会談の成功に強い期待を寄せている。日本の有権者の視点に立てば、自国の安定政権と経験豊かな指導者が政権を担う状況が、成功の可能性を一番高めるように思える。
優れた統治や良好な関係(それが個人間であろうと国家間であろうと)、有効な同盟はいずれも、信頼をよりどころにするものだ。米政府と日本政府の間、そして安倍首相と日本の有権者との間に信頼を回復させ、維持できるのか、結論はまだ出ていない。








既述ですが、政権の命脈を延ばす、もしくは自分の野心を成功させる為に北の危機を利用するタイミングは既に過ぎています、残念ながら、隣国の政治家のほうが格段に勇気と知恵があり、政治家としても人間的に何枚も上手でした。今更、でて行くって、恥の上塗りにしかなりませんトランプ政権以上にバランス感覚のある優秀な外交官不足でしょうね。トップがイエスマンしか評価しない愚劣極まる政府だから致し方ない。官僚が悪い訳ではなかろうよ。国民が選らんだんだから、拉致問題が解決しないのも、国民の責任であることをマスコミは警鐘するべきではありませんか政府の命脈にとどめを刺すのも国民の責任じゃと思いますがね世界の誰も助けてはくれませんよ

日本政府がアメリカ政府へ抱いている幻想がまだ続いている、とイギリス人から見られていることに驚きを感じざるえません。
幻想を抱き過ぎている、というところは激しく同意ですが

Presentational white space

2018.9月 ARXがスタートする

ARXがあるなら、JRXもやればいいのに
今までのレッドブルGRCとのすみわけは?記事を読む限り、WRXのアメリカ進出でGRCに参戦していたチームがARXでWRXに参戦。逆にGRCでしか見られなかったチームが新たに開催計画ができたGRCヨーロッパラウンドでヨーロッパのファンの目の前で走る事になるようです世界中のラリークロスファンが一番求めていた形になるようです。なんて素敵なことでしょう
アジアラウンドもやってほしいですねー

前にも書いたことがありますがWRXって、絶対日本人受けする競技なんですよねーコンパクトなシンプルコースで、レース時間は短く、ジョーカーラップの使い方で順位が影響を受ける所がレースの戦略面を複雑にしてますエキサイトしますよ!
GRCにはスバルWRXが出場していましたから、これでスバルWRXとaudiS1の対決が見られる!素晴らしい!
WorldRX世界ラリークロス選手権をプロモートするIMGは、2018年から北米を舞台とする新シリーズ『アメリカ・ラリークロス選手権(ARX)』をスタートさせるとアナウンスした。
 WorldRXはヨーロッパ圏を中心に開催されているラリークロス競技。同シリーズはFIAによる世界選手権のひとつとして開催されている。
WorldRXにペター・ソルベルグやセバスチャン・ローブなども参戦。毎戦多くのファンが詰めかける
WorldRXにペター・ソルベルグやセバスチャン・ローブなども参戦。毎戦多くのファンが詰めかける
 そんなWorldRXが新シリーズを引っさげて北米大陸へ進出。最高峰のスーパーカークラスと、下位クラスのスーパーカー・ライツで争うARX2の2クラスによるイベント開催を発表した。
 開催初年度は全4ラウンドで構成。開幕戦は5月25~27日にイギリス・シルバーストンで開催され、第2戦は8月4~5日にカナダで行われる。第3戦は9月29~30日にテキサス州オースティンで行われ、アメリカへ進出。最終戦の開催地などは不明ながらアメリカ国内での開催が予定されている。
北米中心のGRCにはフォルクスワーゲンやスバルなどが参戦していた
北米中心のGRCにはフォルクスワーゲンやスバルなどが参戦していた
 またシリーズには北米中心に開催されているラリークロス、GRCグローバル・ラリークロスに参戦していたフォルクスワーゲン・オブ・アメリカやスバル・オブ・アメリカが参戦の意思を明かし、“本格的な支援”を行う方針を表明している。
 フォルクスワーゲンはタナー・ファウストやGRCでチャンピオン獲得経験のあるスコット・スピード、スバルもパトリック・サンデルとクリス・アトキンソンを起用してシリーズに臨む見込みだ。
 ARXのオフィシャル・タイヤ・サプライヤーはヨーロッパ中心のWorldRXと同様、クーパータイヤが務める。
 なお、GRCについては2018年から既存のスーパーカークラスを廃止し、それまで下位クラスだったGRCライツクラスを昇格させる“ゴールドクラス”創設をアナウンスしているほか、2019年にも欧州中心の新シリーズ『GRCヨーロッパ』を立ち上げることをアナウンスしている。

2018年3月15日木曜日

老子、36章より

老子は、やはり、深い。

将欲歙之
必固張之
将欲弱之
必固強之
将欲廃之
必固興之
将欲奪之
必固与之
是謂微明
柔弱勝剛強
魚不可脱於淵
国之利器
不可以示人



これは、例えば、跳躍する時、どうするかを思い浮かべればよく分かるのではな
いだろうか。高く飛ぼうとすればする程、大きく身を縮める。
また、緊張の連続の場面に臨む時には、その前には大いにリラックスした方が、
結果はうまくいくだろう。
 軟弱とみえるような人は、往々にして危難の場をするりとかわしてうまく逃れる。
逆に、剛強な人は人と争う事多く、引く事をしない故に我が身を危うくするような
事態に直面するような事も多いと言えるのではないだろうか。
つまり、ここにおいて、強とは何か、弱とは何か、という問いかけがまるで無意味
なものとなってくる。強はそのままその裏にしっかり弱を秘め、弱はそのままその
裏に強を秘める。
生は死を秘め、死は生を秘め、開花は落花をそのうちに秘める。
これまた、自然の法則と言えるだろうか。
このように、物事が成る前の姿、これを微かな明かりという。

深い水の中で生きる魚が、自分に出来るからといって、そこから抜け出して
人々の目につくような水面に自らの姿を現したらどうなるだろうか。
この事が理解できれば、「国の利器(大切な人物や、国家の秘密兵器など)
は、もって人にさらすべからず」

見えざる悪者の見えざる悪事

ある小説の一節より、
現在の日本の状況ではないか、と思った次第。

目に見える悪者は恐れるに足らぬ。
恐れなければならぬ悪者は、目に見えぬところにいて目に見えぬ悪事を働く。

完全養殖マグロに大手が参入へ

完全養殖マグロ、大手が参入

現在、クロマグロは主に日本による乱獲でその数が大いに減少して絶滅の危機にあります
無能な首相が率いる政府の無策とかなり恥ずかしい対応をしてて世界の笑いものになっていますが、政府がマスコミに圧力をかけて国内では一切報じられていません。
そんな隠してもググれば分かるんですがね「マグロ 漁獲 量 規制 違反」がキーワード昨年の漁獲枠提案とか信じられない体たらくですよ。
パリ協定の出遅れや、このご時世に石炭火力発電所の輸出に官民で推進するって、狂気の沙汰ですよ、世界中の恥さらしでしかない。物笑いの種になっています。
ことここに至っても、あの政府やあの無能夫妻
を支持する勢力が少なからずいるって、どれだけ洗脳されているんですか。
国連からも指摘受ける訳だわ、歴史に残る暗黒政府のと勢力ですなー
こういった不都合な真実をねじ曲げる無能な政府とトップは永久に追放しないと日本がダメになりますよ

さて、本題。
エコノミックニュース » 経済 

クロマグロは、和食などで利用されることも多い高級食材のひとつだが、このクロマグロで問題視されているのが資源量の減少である。日本をはじめ多くの国々でクロマグロに対する「食料資源」としてのニーズが高まっていることが資源量の減少における大きな要因となっている。こうしたクロマグロの現状を受け、注目が集まっているのがクロマグロの養殖である。クロマグロの完全養殖は、2002年に近畿大学が世界で初めて成功させたことで話題となり、さらなる技術開発に期待が寄せられている。

クロマグロの完全養殖とは、親魚の卵を人工的に孵化させて育てるという方式のこと。これまで養殖といえば天然の稚魚を育てるという手法が一般的なものだったが、この完全養殖の手法であれば天然の資源への影響が少ないという特徴がある。近畿大学の成功を受けて各企業もクロマグロの完全養殖をスタートさせ、マルハニチロ<1333>では2015年から養殖を行い現在は鹿児島県などに10ヶ所の養殖施設をもつ。

このクロマグロの養殖については決して近畿大学の中だけで済むという話ではなく、ビジネスチャンスと判断した他の水産大手もクロマグロの完全養殖に乗り出している。大手水産業者のひとつである、日本水産<1332>もそんなクロマグロの完全養殖に臨む企業であり、クロマグロの養殖ではイワシやアジといった専用のエサを利用することで天然に近い状態を保ちつつ、ビタミンなどの栄養価やうまみ成分についても十分に補うことができるマグロを育てている。クロマグロといえば、水揚げされる場所や時期などによって品質にばらつきが出てくるが、養殖であれば時期を問わずある程度の品質を維持することができるという点も大きなメリットとなっている。日本水産の養殖マグロは2018年度で全国のスーパーでおよそ350トンの出荷を目標としている。

このように各方面から行われているクロマグロの完全養殖だがそれでも食糧資源として天然由来のものを補うにはまだ十分とはいえない。日本で取り扱われているクロマグロは2016年度で4万7千トンという量だったものの、完全養殖の目標出荷量は1150トンとなっており全体の3%以下という数字である。完全養殖は卵から孵化した稚魚を育てることが大きなポイントとなるが、現在のところ孵化から40日後の生存率はおよそ3%という状態であり、こちらもまだまだ課題が多いのが現状である。完全養殖で出荷量を増やすには稚魚の生存率を高めるための取り組みが不可欠である。(編集担当:久保田雄城)

2018年3月14日水曜日

ホーキング先生安らかに

内臓がずり落ちる程のショックでした。
英宇宙物理学者で、筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら、独創的な宇宙論を発表し続けたスティーブン・ホーキング博士が死去した。英BBC放送などが14日、ホーキング氏の家族の広報担当者の話として報じた。76歳だった。
 ホーキング氏は、「車いすの天才科学者」として知られ、ブラックホールの研究などで多くの業績を残している。世界的なベストセラー「ホーキング、宇宙を語る」などの著書がある。宇宙論の権威として知られるホーキング氏は、若くしてALSを患い、車いすとコンピューターの電子音声を使うなどして研究を続けていた。
 2016年4月には、ロシア人投資家で大富豪のユーリー・ミリネル氏とともに、光速の5分の1の速度で飛ぶ超小型探査機を開発し、太陽系から最も近い恒星「ケンタウルス座α星」まで飛ばして惑星や生命体を探す計画を発表。ニューヨークでの記者会見で、太陽系にもいずれは寿命が来るため、「(人類が)生き残るには他の星に住むしかない」と述べていた。
 1942年1月8日、英南部オックスフォード生まれ。オックスフォード大卒。63年にALSと診断された。
 74年「ブラックホール蒸発理論」を発表し、英王立協会会員になった。
宇宙好きな少年時代、先生の宇宙論がそれまでの宇宙を一段と大きく拡げてくれたのは事実。強い人間原理、弱い人間原理、と言う言葉は、宇宙が単なる137億光年の3次元的な拡がりだけで捉えてはいけないことを気づかせてくれました。車いすに乗っているあの小さな体から、人間の可能性が137億光年以上のスケールを持つことを気づかせてくれた。
人類は貴重でとてつもなく大きな光を失ったのではないか?





メモリバブルの様相

あるニュースからコピペ
NAND フラッシュメモリーの受給バランスに関して、昨年春頃から、ずっと言われ続けています。
おかげでうちの会社も景気がよく、社員的には臨時ボーナスへの期待が激しく高まっていたんですが、年が開けたのに、さっぱり噂のうの字もない( ´△`)
ったく、役員とかがぼっているんじゃあねーのか
( ・ω・)

NANDフラッシュメモリの需給バランスは2016年前半の供給過剰から、2016年後半の供給不足へと大きく変化した。その結果、2017年にはNANDフラッシュメモリの平均価格が史上初めて上昇するという異常事態に陥った
 NANDフラッシュメモリの需給バランス(四半期ごと、数量ベース)は2016年第2四半期は供給が需要を7.0%ほど上回っていたのに対し、同年第3四半期には一転して供給が8.3%不足する。同年第4四半期には需給バランスはユーザーにとって最悪となり、17.8%もの供給不足となった。供給不足は2017年いっぱい続いた。

 2018年第1四半期には需給は緩和する。3.5%とわずかながら、供給が需要を上回る。3D NANDフラッシュメモリの生産歩留まりが向上したことによる、供給数量の増加が寄与する。しかし2018年第3四半期には再び、供給不足になると予測する。スマートフォンの最新機種が内蔵ストレージの容量を拡大したことが、NANDフラッシュメモリの需要を押し上げる。ただし2018年第3四半期の供給不足は、2016年後半~2017年ほど強くはない。同四半期で7.4%の不足、続く第4四半期で5.4%の不足と予測する。

昨年の受給バランス逼迫はメモリー単価の上昇につながり、昨年1年で20%値上がりしたらしいです。
作れば作るだけ売れるので、世界の半導体デバイスの出荷額で、不動の一位だったIntelがついにその座を明け渡し、二位に転落。一位は韓国サムスンになりました。
メモリーの受給バランスは昨年末には落ち着くのではないか?というのが、昨年の今頃の見通しでした。
上の記事では今年も年末まで今のような状態が続きそうです。
この記事で触れていませんが、今年半導体業界で重要なキーワードの一つとして
、中国が挙げられます。メモリーで言えば、武漢市で立ち上がる予定のYMTCが大きな工場です。まー昨年から準備が進んでいますが生産が軌道に乗るかどうか年内に見えて来ると思います。
全くのゼロからの立ち上げではないのである程度形になってくると思いますが、
国や地方政府が随分とお金をかけてますしあちこちから人をかき集めているようですが、お金と人が集まれば簡単に作ることが出来る訳にはいかないのが半導体です。ただ中国の人もヤル気を出すと早いですからね。個人的には成功すると見ています。
ここが立ち上がって大量の製品をロールアウトし始めたらメモリーの受給へどのような影響が出て来るでしょうか。さらに韓国企業の出方は価格の引き下げなどの対策とかし始めるでしようか?
武漢フラッシュですが、大連のDRAMもかなり多額の投資が昨年来から続いています。尋常ではありません。無錫の韓国企業もコンスタントに。韓国本土の投資もまた一段上がるようですし。なにやらチキンレースでも始める積もりですかね








2018年3月13日火曜日

改正って何だよ?

熊本市議会は12日、わざわざ会議中は乳児を連れての出席を認めないルールを会議規則を書き換える形で決めた
どうしようもなく馬鹿げたことである。( ゚д゚)
自分は、この問題の発端になった、緒方議員の行動を支持します。
熊本市が随分と保守的でかび臭い頭のおっさん連中に牛耳られていることを改めて知った。頭の中でまだチョンまげしてんじゃね~の?
守ったところで誰得?なしきたりやら権威の為に必死になる人って嫌いだし軽蔑する。そんな奴らのために税金を払っていると思うと腹立たしい。自民党市議とか全く世の中を害している。無駄な人達だな。(;´Д`)
もっといい事をスピード対応しろよ。税金泥棒。_| ̄|○
国ばかりか地方も自民党は腐った奴らばかり。頑張るところがわかっちよらん(TдT)


熊本市議会は12日、会議中は乳児を連れての出席を認めないルールを、会議規則をわざわざ改正して定めた。議員活動と子育てが両立できる環境の整備を訴える緒方夕佳市議(42)が昨年11月、子連れで議場に現れ、問題提起をしてからわずか4カ月。旧態依然として改革が進まないことが目立つ市議会としては、“異例”のスピード対応と言っていいだろう。

⇒【画像】報道陣の取材に応じる緒方市議

 今回の改正については「議場への乳児連れ込みの是非」に問題を矮小(わいしょう)化しているようにも見える。一方で、託児所設置やベビーシッターの配置など、具体的な議論は進んでいない。市議会の今回の対応はむしろ「女性や子育て中の議員の活躍に前向きではない議会」との印象だけを市民に与えるのではないか。

 子連れでの出席を強行した緒方市議の行動には、市民に批判的な意見もある。議会事務局には、一連の行動に対する意見が1月上旬までに計620件寄せられたという。支持332件に対し、不支持276件。議会での協議を経ない唐突な行為に対し、「やり方が間違っている」とする指摘はもっともだろうとは思う。

 かといって、会議規則の改正を主導した自民党市議団も「育児しながら議員活動しやすい環境づくりの協議は続ける」と説明するだけで、具体的な動きは見えない。全国に先駆けた知恵を出せるのか、問題の本質を見誤ったままなのか。熊本市議会の本気度が試される。

AIに関する興味深い視点

テッククランチにAIに関する今まで考えた事が無かった、興味深い視点の話が載っていた。
AIが完璧に人間の代わりになり得るか、という問いに対する一つの回答の方向性になり得る、一見矛盾しているようにも見えるけどね。これまでのAIにたいする議論にはすでに存在した論点で単に自分が知らなかっただけかも知れませんが。AIに対する評価基準って今まで結構あやふやで単純にありがたがるのは問題が多そうです。今後AIが進化しても大したことではないかもよ、と言うのが結論です。なぜならAIによる活動を正しく評価する手法が存在しないから。その手法が正確であることを証明するのはこれまた難しいAIがどれほど人類に貢献できるか制限された単純な条件下でないと難しいでしょうね。

テクノロジー関連のニュースを読んでいると、AIがほとんどの産業と仕事を食い尽くしてしまうと思うようになっても仕方がない。今や、どこかのレポーターが息を切らしながら、人間の知性を脅かす新しい機械学習製品について報告する様子を、見ずに済む日はない。とはいえこの過剰な熱狂は、なにもジャーナリストだけに責任があるわけではない。実際のところ、彼らは単に研究者たちやスタートアップの創業者たちの大雑把な楽観主義を垂れ流しているだけとも言えるのだ。
ここ数年の間に、深層学習やその他の技法に関する誇大宣伝が高まるにつれて、人工知能と機械学習への関心が大いに高まっている。数万件を超えるAI関連の研究論文が毎年出版され、AngelListのAIスタートアップディレクトリには4000社以上のスタートアップが掲載されている。
AIが支配する時代の到来(もしお望みならシンギュラリティと呼んでも構わない)に関する膨大なストーリーに晒され続けた結果、アメリカ人の58%が、自動化や人工知能のような「新技術」に仕事を奪われることを心配している、というのは驚くような話ではない(この調査は、ノースイースタン大学とギャラップによって行われたものだ)。その恐怖は、移民とアウトソーシングに対して感じる恐怖を大きく上回っている。
*シンギュラリティとは、人工知能が人間の能力を超えた時、人間の生活に大きな変化が起こるという推測の考え方
しかし真実は遥かに複雑なのだ。専門家たちは、人工知能の「正確さ」が過度に誇張されていることに、徐々に気が付き始めた。さらに、一般的な出版物で報告されている精度の数値は誤解を招くものが多い。より厳密にデータを吟味してみれば、多くのAIアプリケーションには私たちが信じ込まされているよも多くの制限があることがわかる。最終的には、人類は本当に仕事をAIに譲ることになるかもしれないが、そこに至る道のりはまだまだ遠いのだ。
以前もここに書いたが、AIが囲碁や将棋で人に勝ったと言っても戦いの場における、AIと人の条件があまりにもかけ離れていることと似ている。そう言った条件や制限を見ないで、AIが人を打ち負かしても、AIの優位性の証明にはならないことに気がついていない人が多い。

もう一つの「再現性の危機」

過去10年ほどに渡り、研究者の世界には「再現性の危機(replication crisis)」と呼ばれてきた熱い論争が存在している。これは心理学腫瘍学といった様々な分野で、その分野の主要な論文の結果を、他の研究者たちが再現できない現象を示す言葉だ。再現の失敗の数がすべての論文の半分以上に及ぶと述べている研究もある。
この危機の原因は数え切れない。研究者たちは、仕事を続けるためには肯定的な結果が必要な「出版が破滅か」という状況に直面している。専門誌はより多くの読者を得るために派手な結果を望んでおり、「p値ハッキング」は研究者たちが統計をこねくり回してより良い結果を得ることを可能にしている。
人工知能の研究もこのような構造的要因とは無縁ではない。そして実際には事態はもっと悪いかもしれないのだ。何故ならAIを取り巻く熱狂の信じがたい高まりによって、研究者たちには最も新規性溢れた結果を見出して、より速く、そしてより広く、その結果を広めよ、という圧力がかかっているからだ。
現在、そして現在多くのAI研究において増えつつある懸念は、その結果の再現が(不可能ではないにせよ)困難なことである。1つの課題は、多くのAI論文では、基礎となるアルゴリズムを実行するために必要な重要なデータが欠落していることである。それどころが、酷いケースでは研究対象のアルゴリズムのソースコードが含まれていないことさえある。機械学習で使用されるトレーニングデータは、アルゴリズムの結果の成功の大きな部分を占めている。そのデータがなければ、特定のアルゴリズムが記述されているように機能しているかどうかを判断することはほとんど不可能なのだ。
さらに悪いことに、斬新で新しい結果を公表するのに急ぐあまり、結果が繰り返し得られることを示すために必要な、研究の再現性にあまり焦点が当たっていない。上にリンクしたMIT Technology Reviewの記事から引用してみよう:「…モントリオールのマギル大学のコンピュータ科学者であるPeter Hendersonが示したことは、トライ&エラーで学習するように設計されたAIの性能は、使われているコードに対して非常にセンシティブなだけでなく、訓練に使われた乱数や『ハイパーパラメーター』設定(アルゴリズムのコアではないが、どの位速く学習するかに影響を与えるもの)に対しても非常にセンシティブであることである」。すなわち非常に小さな変更が、巨大な違いを生み出すのである。
栄養科学の各研究がいつでも「疑いの目で見られる」(”be taken with a grain of salt”「ひとつまみの塩とともに受け取る」ということから「疑う」という意味に)必要があるように、新しいAI論文とサービスも、同程度の懐疑的態度で扱われるべきである。ある結果を示す、1本の論文またはサービスだけでは、正確性を証明することはできない。しばしば、これが意味することは、特別に選ばれたデータセットと特定の条件によって、特定の結果を得ることができるということであって、一般的な入力集合に対しては適用可能ではないということだ。

例えば、AIによる解析に基づいた経路を辿ったタクシーはベテランタクシー運転手より顧客利用率が高い、という話しはよく聞くが、これがどれほど再現性があるのか、ベテランの定義とは何か、とか、何人のベテラン運転手と比較したか、違うエリアではAIは応用が効くのか?
と言う検証が曖昧なまま、AIが素晴らしい、となっていることと同じ。ここにも比較の際の制限は無視されている。



正確性を正確に報告する

医療評価、文書スキャン、そしてテロ防止などの幅広い分野の問題を、AIが潜在的に解決可能なのでは、というあからさまな期待が高まっている。しかしその興奮は、ジャーナリストや研究者たちの、正確性を正確に報告する能力を曇らせてしまった。
AIを使用して大腸癌(結腸直腸癌)を検出する方法については、この最新の記事を見て欲しい 。この記事には「結果は印象的なものだった、得られた正確性の数値は86%だった。なお、この数値は結腸ポリープの病理診断が既に下されていた患者から得られたものである」と書かれている。記事には、元々の研究の主要な結果の段落の引用も含まれている。
あるいは言語翻訳を行うGoogleの機械学習サービスについての記事も見て欲しい。「場合によっては、GNMTシステムは人間レベルの翻訳精度に近づいている、とGoogleは言う。ただし、そうした高い精度は、英語からスペイン語、フランス語などの関連する言語間の翻訳に限定されている」。
これらは無作為に選ばれた記事だが、世の中には最新のAIの進歩を興奮しながら報告し、正確性を表す単一の数字だけや、「人間レベル」といった比喩の言葉だけを、事更に取り上げる何百もの記事が存在しているのだ。AIプログラムの評価がそんなに簡単なら誰も苦労はしない!
例えば肌の上にあるほくろが、癌であるかどうかを判断したいとしよう。これは2分類問題として知られるものだ。目標は、患者たちを癌のある人とそうでない人の2つのグループに分けることだ。完璧な正確性を持つ完全なアルゴリズムなら、癌を有するすべての人を癌と同定し、癌を有していないすべての人を癌を有していないと特定する。言い換えれば、結果には偽陽性や偽陰性は含まれていないということだ。
この話は単純に思えるが、問題は癌のような状態は、人間同様にコンピュータにとっても完璧な正確さで識別することは本質的に不可能だということだ。すべての医療診断テストでは、通常どの程度感度を高くするか(どれだけ多くの陽性を正しく特定できるか)と、どの程度特異的であるか(どれだけ多くの陰性を正しく特定できるか)の間のトレードオフが必要である。癌患者に対する誤診の危険性(死に至る可能性がある)を考慮して、検査は通常特異度を下げ、感度を上げるようにデザインされている(すなわち、たとえ偽陽性の可能性が増えても、より多くの陽性を見つけるということだ)。
製品デザイナーは、こうした競合する優先順位のバランスを取る方法を選択することができる。偽陽性と偽陰性のコストに応じて、同じアルゴリズムを異なる方法で実装することができる。もし研究論文またはサービスがこうしたトレードオフについて論じていないのなら、その正確性は公正に提示されていないことになる。
さらに重要なことは、「正確性を表す単一の値」という表現は誤解を招く言い方だということだ。正確さは、陽性の患者がどれくらい正しく陽性と判定され、陰性の患者がどれくらい陰性と判定されたかに依存している。しかし、ある数字を増やして他の数字を減らしたり、またその逆を行いながら、結果的に同じ正確性の数字を提示することも可能だ。言い換えれば、同じ正確性の数字を謳いながらも、あるテストは陽性の患者の検出に力を入れており、また別のテスをは陰性の患者を結果から取り除くことに力を入れていると主張することができる。それらは非常に異なる目標であり、どちらかの目標によりよく調整されるアルゴリズムもある。
これが単一の値を扱う難しさだ。比喩はさらに悪い。「人間レベル」という言い方は何も語っていない。そもそも人間についての良いエラー率のデータがあることは滅多にない。そして、もしそうしたデータがあったとしても、人間によって生み出されたエラーを機械学習によって生み出されたエラーと比べることは簡単なことではない。
これは、最も単純な分類問題の複雑さの一部に過ぎない。AIの品質を評価するための微妙な違いについて語るには少くとも1冊の本が必要となるだろう。そして実際に一部の研究者たちは、こうしたシステムの評価に一生を費やすことは間違いない。
人工知能で博士号を取得することは誰にでもできることではないが、これらの新しい技術の消費者としての私たちひとりひとりが、批判的な視線をこの明るい主張に向け、厳密に評価していく義務があるのだ。それが再現性あるいは正確性に関する主張であったとしても、私たちが頼る多くのAI技術はまだ生まれたばかりで、成熟するためにはまだまだ多くの時間を必要とすることを忘ないことが重要だ。

まだまだAIが人に追いつくのは、シンギュラリティの実現は先の事になりそうだ。

2018年3月12日月曜日

総理の辞職会見と思った人は多かったみたい。

それがまさかの、クリビツテンギヨウ、他人事会見とは、
これまで何度となく、選挙があったのに、こんな奴のいる自民党なんか票に書くから、こんなことになるんだ。
次回以後、永遠に、間違っても自民なんか、書くなよ。彼個人の資質も問題だが。こう言ったスキャンダルは旧来からあの党が持った性格みたいなもの。勝たせ過ぎて、付け上がった結果のようにも見えます。後の黒幕なんちゃら会議も絡んであることは間違いないか

足立とか言う議員がいるらしい。選んだ人誰?

彼のブログの内容をアゴラが転載しとるが、
アゴラ自体怪しい団体だけど普通の感覚は持ち合わせてないらしい。異常者の集団とか、他にも表現のしようがありますが。なんかもうね、めんどくさい人たちのようなので。以下略。

辞任することとなった佐川国税庁長官には、大蔵省主計局通産第三係主査でおられた際に大変お世話になりました。近畿財務局の職員が自死されたとの報道にも触れ、昨年2月の予算委(https://youtu.be/jo3RFyca1vM)で長官に相見えた後、もっと早く事案を解明できていればと、国会議員として国民の一人として心から悔やまれるばかりです。

森友学園への国有地払下げも、加計学園の獣医学部認可も、李下に冠を正したことはあっても、李に手をかけた政治家も、国家公務員も、結局、見つかっていません。問題があるとすれば、詐欺罪で被告の身にある籠池夫妻側であり、百万円もの献金を手にした石破茂地方創生相や玉木雄一郎代表の側なのです。

私がどうしても許せないのは、政府側に違法なことが見つからないにもかかわらず、一年以上にわたって本件に関わる国家公務員らを「公開リンチ」にかけ続けた野党6党です。繰り返します。森友学園に係る契約は、既に1年前に私が指摘(https://youtu.be/jo3RFyca1vM)した通り「スーパー・スペシャル」ではあっても違法ではないのです。

契約書にあった「本件の特殊性に鑑み」(https://mainichi.jp/articles/20180308/k00/00e/040/287000c)等の表現が問題になっていますが、「スーパー・スペシャル」契約なんですから「特殊」に決まっています。それでも、国会で総理や大臣が追及されるとなれば、官僚たちは忖度して、野党の言い掛かりから逃れようと、“禁じ手”に手を出してしまったのかもしれません。

南スーダンに係る日報の「戦闘」も同じでした。本当は、何の問題もないのに、国会での議論を忖度して現場が事実を曲げざるを得なくなる。国会は現場のためにあるはずなのに、国会での無意味な政争のために現場が振り回される。こんな残念なことはないし、本と末が転倒している、と断じざるを得ません。

確かに、森友学園に係る鑑定評価は「杜撰」と言わざるを得ませんが、あの程度の「杜撰さ」は全国にあまたあります。本気で追及するなら、現政権だけでなく民主党政権も含めてやるべきです。ところが誰もやろうとしません。そりゃそうです。その先には関西生コンもいれば反社会的勢力もいるのですから。

辻元清美立憲国対委員長が佐川長官の辞任を「トカゲの尻尾切り」と批判(https://mainichi.jp/articles/20180309/k00/00e/010/301000c)したのに対し、自民党の森山裕国対委員長が「国税庁長官は(トカゲの)頭」(https://digital.asahi.com/articles/ASL397D8XL39UTFK03B.html)と応じたという。しかし、私は、森友問題そのものが「トカゲの尻尾」に過ぎず、反社勢力とそこに連なる政治勢力こそ「トカゲの頭」だと考えているのです。

麻生の爺いの図太さに呆れた。

あれくらい図太くないと、日本の首相はやってられないんですか?安部も同じく。あんにゃろめはいずれ、お得意の体調不良と言う逃げ道があるでしょう。関係者は全員公職から永久追放が相当だと思うんですが。辞職だけとか甘過ぎる。


確かに、うまくいけば良いけど手放しで喜べない状況ではありますな


ヒラリーちゃん、吠えとります。
緊張の半島情勢が、話あいで解決する方向に進み始めたのは大変喜ばしいのですが、参加者が参加者だけに両手をあげて喜ぶ訳にはいかないか。
アメリカの現政権内でも穏健派のイメージがあるティラーソン氏も、トランプから一報を受けた時反対したと、聞きました。理由が解らなかったんですが、ベテラン外交官を欠いている現政権の危うさにあったんですな。外交には多角的な分析が必要ですから、複数の優秀かつ、バランス感覚のある人材が必要ですね。各方面の人脈も求められるでしょう。

前回の大統領選でトランプ氏の対立候補だったクリントン氏は同紙とのインタビューの中で、「金正恩と彼の核兵器について話すつもりなら、経験を積んだ外交官が必要だ」と述べ、そうした外交官とは「外交文書に精通しており、北朝鮮の人々や言葉も熟知している人たちだ」と説明した。

 クリントン氏はさらに、北朝鮮に詳しい外交官の多くが国務省を去り、そうした外交官が不足していると指摘。「外交官なくして外交は成り立たたない」と述べ、「トランプ政権はリスクを認識していない」と警告した。

 クリントン氏が言うところのベテラン外交官の一人、ビル・リチャードソン(Bill Richardson)元米国連大使も同様に、北朝鮮との交渉はテレビの「リアリティー番組」ではないと警告する。AFPの取材に対しリチャードソン氏は「トランプ大統領の無防備さと自制心のなさを危惧している」と述べ、「これは『アプレンティス(The Apprentice)』(トランプ氏が司会を務めたリアリティー番組)などとは違う。少なくとも核弾頭20個を保有して米国を脅迫する予測不能な指導者との交渉なのだ」と指摘した。一方、正恩氏からの会談要請を受け入れたトランプ氏の大胆な決断は「評価する」と語った。



2018年3月11日日曜日

もう35周年かー、清貴さんの顔見てると、ぜんぜん時の移ろいを感じないんですけど。

杉山清貴&オメガトライブの結成35周年を記念したCD「杉山清貴&オメガトライブ 35TH ANNIVERSARY オール・シングルス+カマサミ・コング DJスペシャル&モア」が、4月25日にリリースされる。
今回の作品はBlu-spec CD2枚とDVD1枚の3枚組。CDのDISC 1には過去の全シングル曲やそのアルバムバージョン、合計16曲を収録。DISC 2にはカマサミ・コングによる企画アルバム「カマサミ・コングDJスペシャル」と、アルバム曲からセレクトした7曲が収められる。DVDには1984年にVHSとレーザーディスクでリリースされた映像作品「SINGLE VACATION」を収録。「SINGLE VACATION」のDVD化は今回が初となる。
アルバムリリース後の5月5日には、東京・日比谷野外大音楽堂にて杉山清貴&オメガトライブの再集結ライブの開催も決定している。チケットは現在一般発売中。
ツアーは熊本にも来るのかなー来るのであれば行きたいなー。

オメガトライブ時代のアルバムはたしか全部あるなーと言っても全部LP版レコードなんですけどね。