2016年6月30日木曜日

格差?

6月後半、外のくにへ出張中です。
明日から7月ですが、TOP画像の更新が出来ません。

イギリスのEU離脱に関して、残留派のキャメロン首相は辞職を表明しています。彼の後任を決めるべく与党保守党の党首選が行われることになっています。
保守党内の離脱派を主導していた元ロンドン市長のおっさんが当然候補に名乗りをあげるだろうと思われていましたが、、、まさかまさかの候補取りやめ。
たきつけるだけ、たきつけておいて、土壇場の「逃げ」とは。
政治家というよりも「詐欺師」に近い。イギリスの政治ってこんなものだっけ?

先日、ソフトバンクの副社長が在籍2年足らずで辞任したというニュースがありました。
社長の孫氏が後継者として連れてきたはずですが、辞任に関してはその孫氏との考え方のずれが原因とかなんとか。
この副社長、年俸が61億円、契約時は165億円と巨額だったので就任時には大きなニュースになってました。
東京リサーチの調べによると、上場企業役員の報酬内容開示状況は、3月期決算企業2451社のうち1割の241社だったというニュースがありました。

6月21日17時までに確認された役員報酬1億円以上を受け取った役員の個別開示を行った上場企業は23社、人数は55人だった。2016年3月期決算の有価証券報告書は順次提出され、3月期決算上場企業2,451社のうち241社が提出し、23社が1億円以上の報酬を受け取った役員を輩出した。
 55人のうち、2015年3月期決算と2016年3月期決算で、連続して個別開示された役員は36人(構成比65.4%)。新たに開示された役員は19人だった。
 役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。
 2016年3月期は引き続き好業績を発表する企業も多い。個別開示の社数・人数とともに上場企業決算の役員報酬への反映が注目される。

個別報酬額 ソニー 平井一夫代表執行役社長兼CEOが7億9,400万円で最高 
 6月21日17時現在、有価証券報告書の提出が確認された企業は241社で、このうち、役員報酬1億円以上の個別開示が確認されたのは企業数で23社、人数で55人だった。
 6月21日17時現在の役員報酬最高額はソニーの平井一夫代表執行役社長兼CEOで7億9,400万円。次いで、セガサミーホールディングスの里見治代表取締役会長が4億4,800万円、東京エレクトロンの東哲郎取締役相談役が3億5,200万円と続く。
 ソニーの平井一夫代表執行役社長兼CEOは、2015年3月期3億2,600万円に対し4億6,800万円増。セガサミーホールディングスの里見治代表取締役会長は、同4億7,700万円に対し2,900万円減。両名は役員報酬1億円以上の開示制度が開始された2010年3月期より7年連続で開示された。東京エレクトロンの東哲郎取締役相談役は、同1億8,000万円に対し1億7,200万円増で、2011年3月期より6年連続で開示された。
 個別開示で連続して開示された36人のうち、2015年3月期に比べ17人が役員報酬額が増額。また2016年3月期に新たに開示に加わった人数は19人であった。

個別開示人数 東京エレクトロンが11人で最多
 6月21日17時現在、役員報酬1億円以上の個別開示を行った企業23社のうち、東京エレクトロンが11人(前年4人)で最多。以下、エーザイが5人(同5人)、バンダイナムコホールディングス5人(同3人)、HOYAが4人(同5人)の順。また、複数人の開示を行った企業は12社だった。
 23社のうち、2015年3月期は個別開示がなく、2016年3月期に開示したのは5社だった。
地方の社員は多くもない給料だけど、経営者は上場企業のトップクラス。隔絶しすぎています。厚顔ぶりというか、なんというか。
なんだか白けました。


2016年6月25日土曜日

意思がはっきりしている少数の人々と、はっきりしない多数の人々による決断

ただいま、外のくにです。
イギリスのEU残留、離脱をかけた国民投票がありました。
結果は130万票ほどの差で離脱が多数を握りました。投票総数に対して3.8%の差でした。
100人中 離脱52人 対 残留48人、ということで僅差と言っていいでしょう。
各投票地域別に残留・離脱の多数派を色分けした地図を見ると、ロンドン、及びスコットランド周辺は残留派が多数だったようです。
といっても、上記のように僅差なので明確な地域差は、実は無いんじゃないか と思います。






但し、例外はスコットランドや北アイルランド(ベルファストの北と南)、ロンドン・シティで、スコットランドは離脱38%、残留62%と残留派が明らかに多数派です。ベルファストやロンドンは70~75%前後が残留派と、圧倒的です。(但し、ベルファストの西地区東地区は僅差で離脱派が多数)
裕福な住民と、独立派のいる地域が残留を望んでいた、ということになるのでしょう。
投票前の世論調査では残留派が優勢、という報道はロンドン・シティ付近がソースだったのかもしれません。
(但し、ロンドン・シティ地区の投票総数は4400くらいなのでごく少数)


この事前情報への軽い反発心(世に言うへそ曲がり、天邪鬼)が僅差を生んだ、のかもしれません。
イギリス国民(こういう括りが未来も通用するのか、疑問ですが)がこの判断に対し、深く考えたのかどうか。
僅差ということは、結論が容易に出せない判断だった、ということでもあります。
その中で明確な差を持つエリアはその意思を行動に移す可能性が高くハードルも低いでしょう。
独立心の高い地域の独立運動はこれまで以上に高まるのではないでしょうか。
この決定は今後多くの波乱の種になりそうですが、日本人にとっても多くのことを考えさせられるイベントだったと思います。
(日本の場合、安易に判断を放棄している人々の方が多いのですが)


日本の参議院選挙、始まっています。




2016年6月16日木曜日

今週末はルマン

北海道で震度6の地震があったんですね。
帰宅してネットを見て知りました。
震央は浅く、直下型地震のようですが気象庁によれば
北東-南西方向に圧力軸を持つ逆断層型
のようです。
北海道南部は土曜日にかけて低気圧が近づくので大雨に注意が必要です。地震によって地盤が緩んでいるところもあるので、余震も含めて警戒が必要でしょう。

今週末にかけて、2016年WECの第3戦、ルマン24時間レースがあります。
今年は諸事情で見れない、、、、トヨタの気合を想うと、残念すぎる。








2016年6月14日火曜日

都知事のニュース

都知事のニュースをネット上でよく見かける。テレビでも話題沸騰らしいです。
ですが、正直自分にとっては、どうでもいい話なんですよね。まったく興味が沸かない。
なぜ日本全国的に都知事のことに熱狂するのか理解できん、って感じです。
ただ、横で話を聞いていると、理由は「面白い」から、のようです。
「面白いから」、都議会の中継を全国ネットでやったらしいです。(一部分だけのようですが)

なんか、平和すぎる、、、、

今度の参院選に向けて、自民党が「憲法改正」を大きな声で言わないことのほうが、日本にとってよっぽどなことのように思えます。
福島原発の汚染水が制御不能な感じなっているほうがドキドキブルブルします。
ブレグジットのことくらいはテレビで取り上げられるんでしょうか。
ここ数日円高株安が激しくなったから、渋々マスコミも取り上げざるを得ないのか。

なんだかね。( ゚д゚)ポカーン






2016年6月13日月曜日

久しぶりの、、、

時間帯的には昨日、八代のほうで震度5の地震があったらしいです。
震度5以上は久しぶりに見ましたが、拍子抜けな気もしました。
PCで開いていた震度モニターの警報音で揺れの前に気がつきましたが、うちのほうでは震度1か2くらいの揺れしか感じませんでした。


携帯のあの嫌な音もしませんでした。
ただ、その後また揺れ(有感)が頻発しているような気がします。
つい先日(6/9)、地震調査委員会から発表された「2016年5月の地震活動の評価」の中で
『今後概ね1ヶ月程度、熊本県熊本地方及び阿蘇地方では M5程度(最大震度5強程度)の余震の発生に十分注意が必要である。大分県中部では、現状程度の余震活動は当分の間続くが、M5程度(最大震度5強程度)の余震が発生する可能性は低下した。(中略)熊本県から大分県にかけて、今後も最低1ヶ月程度は、震度6弱以上の揺れに見舞われることも否定できないことから注意が必要である。』
と警戒を促されたばかりでした。
地震の規模はM4.2と比較的小さいので、ここ一両日は警戒をより強めて注意したいです。
会社の復旧は進んでいますがまだまだ先は長い感じです。地震後に初めて仕事場(クリーンルーム)に入ったときに見た風景は恐ろしいものでしたが、教訓として
・壁際は危険
・柱の近くは危険
・装置や棚の近くは危険
・頭上のFFUも危険
・すぐに机の下に避難
ということを感じました。

クリーンルーム内はいまだに天井部分にパネルがないところもあり、クリーンルームとは名ばかりのように、土建屋さんが使う足場が組まれているところがあります。
十分気をつけて仕事を進めたいです。

アメリカの銃乱射の犠牲者数がちょっと考えられない多さだったので思わずネットニュースを2度見しました。
アメリカでは先日、南部テキサス州で大雨が襲い何人か亡くなられています。
地震や大雨などの天災によって無念にも命を落とされる人がいますが、こういった銃の被害は絶対的に人災で、無くせるはずのものです。
アメリカ人もたいがい目を覚ませ!!

2016年6月12日日曜日

蜘蛛の糸のコートを着つつ星を眺めるようになる?

本当は、今日大宰府の国博に行って今日が最終日の兵馬俑展を見ようと思ったんですが、いまいち体調が良くないのであきらめました。先週から頭痛がひどいです。

蜘蛛の糸でできた洋服というものが実際に売られる日も遠くありません。
Bolt Threadsという名のスタートアップが蜘蛛が作る繊維を生成し、クラウドファンディングで5000万ドルを調達。
そしてあの、パタゴニアと共同で製品開発を開始したそうです。
蜘蛛の糸で出来たパタゴニア製のコートとか、気になります。

「Gravity(邦題:ゼロ・グラヴィティ)」という映画を見ました。
以前、国際線で機内上映をしていたんですが、見そびれてました。
自分はこの映画の主演をやっているサンドラ・ブロックがあまり好きではありません。
中身に触れるのはやめときますが、2時間はあっという間でした。たいへん興味深く、考えさせられる映画です。
初めの導入部以外はサンドラ・ブロックの独演で進んでいきます。
出演者がほんとに少ない。
この映画を見た後でも、サンドラ・ブロックを好きになることはありませんでしたが、この映画の求めている役を彼女なりに果たしています。
こんなんで、オスカー(アカデミー賞)は取れないよね。(彼女はノミネートはされた。監督とカメラマンはオスカーを取った。)
まぁ、ジョディちゃん(J・フォスター)が適役だったかな、と思わないでもない。
宇宙空間での出来事とか、行動は、宇宙のことを知っていれば荒唐無稽以外の何者でもないんですが、それでも映像は美しく面白かったです。

この映画の冒頭、主人公たちはハッブル宇宙望遠鏡を修理していますが、今は宇宙には別の望遠鏡が大活躍しており、ケプラーもそのひとつです。
そのケプラーの主なミッションは系外惑星の探索や研究ですが、これまでに2000個を超える惑星を発見しています。
「ケプラー宇宙望遠鏡ができるまで、銀河系の中で太陽系外惑星が稀なのかありふれているのか知らなかった。ケプラーや研究コミュニティーのおかげで、現在われわれは惑星の方が恒星よりも多いかもしれないことを知っている」
-NASA本部の天文物理学部門長のPaul Hertz-
2018年には、「トランジット」系外惑星探索衛星が打ち上げられる予定で、ケプラーから得た知見に基づき、20万以上の星の中からさらに地球に近い地球型惑星を探す予定。そして同じ年にハッブル望遠鏡の後継となる ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げられます。
これは、遠くの惑星の表面に生命が存在する化学的特徴を探せる能力を持つとされています。

少し前になりますが、三重県の伊勢志摩方面でサミットが開かれました。
その際に、アメリカ合衆国のオバマ大統領が広島を訪れたことが大きなニュースになりました。
彼は大統領就任時から核兵器に対してはネガティブで、自国はもとより世界の核兵器をなくしたい、と思っていた(アメリカ大統領としては)珍しい政治家です。
恐らくオバマ氏の個人的な広島への想いは大きなものがあったはずです。そして、アメリカ大統領として広島を訪れることの意味がどういうものになるか、ということを慎重に考えて来たに違いありません。
そういった意味で、自分は彼の勇気に賞賛を送りたいと思います。

アメリカという国に接し、その地に行けば分かりますが、彼の国はえげつないほど自国の国益を最優先に考えます。
「世界の警察」を標榜していた時期ですら、あれはあくまで建前で自国の利益に合わない軍事行為などはしませんでした。
そのアメリカにとって「核兵器」は過去の大戦において戦争を早期に終えさせた「英雄」であり、現代においてはアメリカの力の象徴です。
大多数のアメリカ人がそう思っており、世界で評価されたオバマ氏の発言はややしらけたムードで受け取められています。
今回のメディアの中には、そんなアメリカも少しづつ変わってきている、とする記事もありましたが、そう、まだ「少し」でしかありません。
あの国は自国の利益のために、中東に無用で義のない戦争をしかけ、いまだに混乱を収束できないでいます。
日本も巻き込まれました。
アメリカ、という国そのものが独裁者のような気がしてなりません。

アメリカの謀略
[1] 1953年のイランのクーデターの黒幕。
[2] ベトナム戦争枯葉剤問題
オバマ大統領は日本より先にベトナムに訪問しています。
彼はそこでベトナム戦争について、『戦争はどんな意図があろうとも、苦しみや悲劇をもたらすということを、我々は学んだ』と述べています。
[3] 1961年コンゴ動乱後の独裁国家への加担
[4] 1973年のチリのクーデター。
[5] 1988年イラン航空機655の誤爆
[6] 2003年のイラク侵攻


さて、今年秋にはG20首脳会談が中国杭州であります。南京はすぐそばですね。
(といっても200キロ以上あります。高速鉄道で1時間ちょい)


2016年6月4日土曜日

暑いですねー

6月4日に九州北部は梅雨入りしたそうです。
梅雨入り初期はたいがい雨が少ないものですが。今年も例に違わず雨が少ないです。
先週末は降ったりやんだりの雨で月曜の朝方までひきずってましたが、昼から晴天でした。
5月~6月の天気を振り返って見ると、雨が少ないです。
地震のかたずけには雨ではないほうがいいですが、気温がとても高いので、年が若くても辛いでしょうね。
高齢者はなおさらです。
先週までは朝晩の気温が低かったので、そのギャップも体調管理には厳しい環境でした。

2016年5月の天気(熊本)




2016年6月の天気(熊本)


北極の温度が高く、今年の夏はたいへんなことが起こるんじゃないか?という話があります。ヨーロッパやアメリカ・テキサスでは大変な大雨で被害が出ています。
そして、颱風が少ないです。
関東ではすでに水不足らしいです。今、梅雨ですよ?

今日は天気予報では晴れマークがついてましたが、一日中薄曇でした。
給油に行ったついでに隣のコンビニ、近所ではめっきり数が少なくなったエブリワンに寄ったら、「6月下旬に改装のため閉店します」の張り紙が、、、
ここもかー
ファミマになって喜ぶ人がどれだけいるんだろう。

ちなみに、
給油ついでにコンビニ行ったのか、コンビニついでに給油したのか、
それはご想像にお任せ。



2016年6月3日金曜日

地震そのものはほとんど止みました。但し、、、

6月になりました。
TOP画像を更新しました

振り返るとあっという間の5月でしたが、長い5月でした。
これまでの地震回数は1600回を越えていますが、確実に揺れる回数は減っています。

「終息宣言」というものがないと、県外の人が安心して熊本に来れないと言うのであれば、早めに出したほうがいいでしょうね。
ただ、勘違い野郎が多い昨今なので、「自然現象ですので予想外なことはあります」、という但し書きは必要。
「なお、気象庁は神ではありません」、のほうが適当か。