2016年3月28日月曜日

自動車に関する調査

リクルート自動車総研なる組織による、ある調査結果が記事になっていた。
その調査とは、8歳~69歳の男女を対象に「クルマの購入経験」や「クルマに求めるもの」や「購入利用」などについての調査である。
ボディタイプでは軽自動車、ハッチバック、ミニバンという順位で軽自動車は圧倒的(中古車においては44%)な人気だったらしい。
地域差もあり、軽自動車比率が高いのは東北と九州でどちらも5割を超えており、関西ではミニバンが人気が高いらしい。そして北海道と首都圏ではワゴンが健闘しているなど、なかなか面白い調査結果です。


 首都圏と関西を除けば、クルマの主な購入目的は「通勤通学」というのが4割以上と高く、ふだん学校や会社に行くために必要不可欠な足となっている実態が浮かび上がってくる、とあるのですが、これは当たり前田のクラッカー、ですな。


さて、お気づきの方はいるでしょうが、この調査の対象年齢。幅が広いっ!!
下が8歳ですよ、あーた。
8歳に、「クルマの購入経験」「購入利用」なんて聞いて、どうしたいんだ???
いったいどんな調査やねん。


2016年3月27日日曜日

人工エラ Triton


いわゆる人工エラ。
口にくわえるだけで水中で呼吸が出来るシロモノ。
クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。

どういう仕組みになっているのか詳細は分からないけど、コンプレッサー内蔵で水中から酸素を取り込んで貯めることが出来るらしい。コンプレッサーのバッテリー制限で、駆動時間は45分。


ただ、酸素しか取り込まないので、ある一定上の水深だと酸素中毒になる恐れがあります。
人間は酸素だけじゃ生きていけません。
最大深度は15フィート=4.6mくらい。

それでもすごいですね。
まるでSF映画みたいだよ。たしかSWのエピソード1で、クワイガンとオビワンが、水の中にあるグンガンの町に行くときに、マウスピースみたいなものをしてたけど、まさにアレ。



グンガン族のこの人(ジャージャー)には無論、不要なものデス。



2016年3月26日土曜日

高速の制限速度

高速の制限速度が120km/hになるかも、というニュースがありました。
賛否が分かれているようですが、否定派はやや少ないかな。
どこのメディアも書いていませんが、自分は、ポイントはこの二つじゃないかと思います

・進行中の高齢化社会
・自動運転化技術の進歩と適応、そして規制

高速道路走るとプリウスやアクアが「これでもか」っつーくらい、いっぱい走っています。
運転しているのは、結構お年を召した方だったりします。
高速道路でも高齢化が進んでいると思うんですが、年齢層別の高速道路利用者調査、とかないんでしょうか。
じいさん、ばあさんが高速を飛ばしたらいかん、というつもりはありません。
が、制限速度を100から120に上げるのは時代に逆行しているような感じがします。

高速道路で走行速度が上がれば視界は狭くなり、制動距離も伸び、基本的には事故リスクが上がります。
現実問題として、現在速度制限が100km/hの高速でその制限を常に守っている車はそれほど多くはありません。
仮に制限が120kmに上がっても、多くの人はその速度以上で走るでしょうね。もちろん、老人も飛ばすやろうね。

100kmの制限速度が決められた時代に比べ、車の性能は格段に上がっています。
制限が上がったら、軽自動車の馬力自主規制は撤廃されるかもしれません。
安全性能も同じように上がっています。
昔(20年前)は交通戦争と呼ばれるほど交通事故による死者が多くて、年間1万人を超える死者が出ていました。(下グラフの赤い線 左目盛り)
今ではずいぶんと減って、2015年は4000人余りとなっています。
その分、車は格段に重くなりました。つまらない車が増えているなー、とひそかに思います。


高速道路は便利です。自分も良く使います。
高速料金の休日割引(50%)がなくなったのが痛いです。今は30%です。
車速と道路の強度って関連あるんですかね。
速度上げるために道路は補強が必要。だから高速料金値上げね、なんてことにならなきゃいいですが。
制限速度が変わっても、死亡事故が増えなければいいと思います。


2016年3月23日水曜日

技術は陳腐化する。故に常に挑む必要がある。

STAPの事件については、マスコミや社会の反応に憤りを感じていました。
あれほど大騒ぎするようなことだったのでしょうか。
STAPを発表した当事者の科学者は、今は逼塞しているように思います。
科学者生命を絶たれた、と言っても良いかもしれません、少なくとも日本では。
当時、だまされた、とかいうようなコメントを見かけました。そういう印象を持っている人が多かったように思います。
私の身の回りにも、そういう人が多数いました。

新しい科学や技術というのは、初めから効果や仕組みがわかっているものはそれほど多くありません。
また、その技術にいたる道筋に、いくつもの試行錯誤があり、科学者自身にも多くの誤解があります。
私は生物系についてあまり理解や知識は持ち合わせていませんが、STAPそのものにはその可能性を感じました。
といっても、話を聞いて「それ、ありえるかも」といった程度のものです。
だから、その後の論文ミスとか、検証が出来なかったということに残念な思いはありますが、「よくあること」という気持ちの方が大きかったです。
果たして、あの事件で誰が損をしたのでしょうか。誰かが何かを失ったんですかね?面目?
そんなことで、いち科学者の将来を無くしてしまうのは非常にもったいないと思います。

新しいことを生み出す、発見するというのは、大変な作業です。
たとえば、中国がよくパクリをすると、日本人は嘲る事が多いですが、あれもどうなんでしょう。
日本人もかつてはパクリ天国でした。古くは火縄銃から始まり、蒸気機関、飛行機やラジオ、TVなど初めはパクリでした。
かつて、70~80年代の日本人は物まねがうまいといわれ、今ですら、工業製品の品質を上げることや、信頼性を上げるげることに関して日本人は優れた技術を持っているが、新しいカテゴリーの商品を生み出すのが下手、と言われています。
これって、パクリの延長って事ですよね?
日本の家電メーカーの今の状況は、パクリではない新しい商品を生み出すことができなかったからではないでしょうか?
(市場が求めているものを探る能力や、新しい価値観(楽しみ)を生み出すこと、それを伝えるコミュニケーションも、下手と言うこともあります。)

日本人以上に面子を大事にする中国人は、日本人のあざけりに対して、恐らく相当苦々しく思っているはずです。「今に見ていろ」と。
かつての日本人がそうであった様に。
パクリをするのは仕方なくやっていると思った方が良いです。(無論、一部は楽して金が稼げると、嬉々としてパクっているかもしれませんが。)
そして、「地道に」技術を真似ることで盗み、更なる改善はどうすべきかと、自分達の技術の引き出しを増やしている最中のはずです。
日本人のあざけりは、日本に追いつけ追い越せの推進剤になっているかもしれませんが、そうだとしたら悲しいことです。

先週終わった中国の全人代(全国人民代表大会)で、日本の炊飯器が話題になったそうです。
中国の全人代(=国会)で、日本製「炊飯器」がキーワードに浮上。約3000人が出席している代表の一人で急成長している携帯電話機メーカー、小米科技(シャオミ)創業者の雷軍会長が全人代の分科会会議で日本製炊飯器について、「米粒が踊っている。中国メーカーには作れない」と発言したことがきっかけだ。


全人代では5日の開幕式で「政府活動報告」を読み上げた李克強首相が、「中国の消費財の品質を高める必要がある。あくなき進歩を追求する職人を育て、製品を増やし、品質を向上させて、ブランドを創造しなければならない」などと強調した。
確かに日本の炊飯器は手がこんでいて優れていますが、いずれ中国人の手によって中国人に最も適した炊飯器が出来るのも時間の問題です。
お米の消費が年々下がっている国で優れた炊飯器なんて、滑稽です。
技術力の日本なんて言って胡坐をかいていればいつかは追い越されます。技術は時と共に陳腐化するものです。
新しいと勘違いした誤解や、新しいことに挑んだ経過でのミスなどに目くじらを立てて抹殺するような国の将来は危ういと感じます。
また、この件で叩かれた技術者もへこたれずに再起して欲しいです。

このようにつらつら考えると、ドクター中松って本当にすごい人ですね。


2016年3月22日火曜日

飯田丸梅園(2016.2.28)

時期がずれてしまいましたが、先月末、熊本城の飯田丸梅園に行きました。
熊本城を見に行くことはあっても、城内の梅園の存在は今年になるまで知りませんでした。
熊本城は桜が有名ですが、梅園の梅は結構見ごたえがあったし、お城と梅の組み合わせも良かったです。

梅独特の枝ぶりとお城の姿は、なかなか絵になります。
それを上手く写真で表現するのが課題ですが、なかなかうまく行きません。
まだまだ修行が足りません><


(2016.2.28 清正公像 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 13 ISO100 1/160)
お約束の清正公。周囲の木は桜です。もう少ししたら華やかになるね。



(2016.2.28 長塀 byNEX5N E 18-55mm 19mm F 11 ISO100 1/100)
ながべー。露出がややオーバー。(悔)



上は熊本城の案内図です。
熊本城の正面は南側です。仮想敵が南方の「十文字」やけんね。
だから表玄関にあたるのは、矢印の櫨方門(はぜかたもん)じゃないだろうか。
今回はその櫨方門から突撃!
竹の丸、石垣に囲まれ曲がりくねった虎口を経て、赤丸の飯田丸を目指す。



(2016.2.28 櫨方門前 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 13 ISO100 1/100)
櫨方門に至る虎口(ココウ)



(2016.2.28 櫨方門前虎口内部 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 11 ISO100 1/100)
櫨方門に至る虎口(ココウ)内部



(2016.2.28 竹の丸 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 13 ISO100 1/125)
櫨方門をくぐると広がっている曲輪(くるわ)が竹の丸。竹の丸から石垣虎口群を登り抜けると、飯田丸。



(2016.2.28 飯田丸梅園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 5.6 ISO100 1/640)



(2016.2.28 飯田丸梅園の梅 byNEX5N E 18-55mm 55mm F 7.1 ISO100 1/400)



(2016.2.28 飯田丸梅園の梅 byNEX5N E 18-55mm 55mm F 7.1 ISO100 1/400)



(2016.2.28 飯田丸梅園の梅 byNEX5N E 18-55mm 55mm F 7.1 ISO100 1/400)



(2016.2.28 熊本城と梅 byNEX5N E 18-55mm 38mm F 13 ISO100 1/160)



(2016.2.28 飯田丸梅園の梅 byNEX5N E 18-55mm 55mm F 6.3 ISO100 1/320)



(2016.2.28 飯田丸梅園の梅 byNEX5N E 18-55mm 55mm F 10 ISO100 1/125)



(2016.2.28 熊本城と梅 byNEX5N E 18-55mm 34mm F 13 ISO100 1/125)



(2016.2.28 熊本城と梅 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 13 ISO100 1/100)



(2016.2.28 熊本城と梅 byNEX5N E 18-55mm 55mm F 8.0 ISO100 1/500)




(2016.2.28 飯田丸梅園の梅 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 6.3 ISO100 1/640)



2016年3月21日月曜日

谷尾崎梅林公園(2016.3.06)

例年2月の後半は大宰府に飛梅を見に行ったついでに食事して帰る、という定番のドライブをしていました。
今年は結局大宰府の梅を見なかったし、梅が枝餅をひとつも食しておりませぬ
その代わり、熊本の(近所の)梅園を何ヶ所か攻略しました。
今回載せたのは、そのうちのひとつ「谷尾崎梅林公園」です。先日載せた島崎の百梅園の近くです。





(2016.3.6 谷尾崎梅林公園入り口 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 5.6 ISO100 1/400)





(2016.3.6 谷尾崎梅林公園 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 10 ISO100 1/100)





(2016.3.6 谷尾崎梅林公園 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 8.0 ISO100 1/80)


谷尾崎梅林公園そのものが細川家菩提寺である妙解寺(みょうげじ)の別院、臨済宗谷隠軒(こくいんけん)跡でもあります。
ここには宮本武蔵がその上で座禅を組んだと伝えらる『座禅石』と呼ばれる巨石があります。
訪れた日がちょうど満開だったので公園内が梅の香りでいっぱい。
風も微風で、梅の香りに包まれて「ほんわか・まったり」しました。




(2016.3.6 谷尾崎梅林公園 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 11 ISO100 1/100)





(2016.3.6 谷尾崎梅林公園 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 13 ISO100 1/125)




(2016.3.6 谷尾崎梅林公園 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 13 ISO100 1/125)




(2016.3.6 座禅石案内板 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 5.6 ISO100 1/80)




公園をまわっていると座禅石の案内板を見つけました。示す方向に登って行くと、大人が2~3人座禅を組めそうな大きな石がおいてあります。宮本武蔵が座禅を組むときに見た風景と、同じでしょうか、、、(↓)


この石の位置はとても見晴らしがいいです。


(2016.3.6 座禅石 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 6.3 ISO100 1/80)




(2016.3.6 座禅石付近からの眺め byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 11 ISO100 1/80)




(2016.3.6 谷尾崎梅林公園の梅 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 4.5 ISO100 1/250)





2016年3月20日日曜日

田原坂公園(2016.3.20)とニュース4本

世の中は3連休ですね、、、今日は春分の日で、明日がその振り替え休日。
今日は天気も良く、春らしい陽気でした。


近所にある田原坂に行ったんですが、今日3月20日はこの地域の西南の役での一連の戦いにおいて、官軍による最後の作戦が行われた日で、最終的に官軍の勝利が確定した日でした。
このため、田原坂公園では戦没慰霊祭が行われていました。


(2016.3.20 弾痕の家 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 13 ISO100 1/125)



(2016.3.20 弾痕の家 内部の展示 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 4.0 ISO160 1/60)



(2016.3.20 慰霊碑 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 13 ISO100 1/250)
明治十年(1877)の西南の役で亡くなられた、官軍6923名、薩軍7186名、殉難者29名、あわせて14138名の冥福を祈って建立された、と説明にあり。



(2016.3.20 戦没者追悼式 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 13 ISO100 1/200)


恐らく田原坂公園に来るのは8~9年ぶりくらいだと思うのですが、以前と比べるとかなりきれいになっていました。資料館も新しく立て直されています。
田原坂の坂道は、よく通っていたのですが気が付きませんでした、、、、


田原坂(2007.12.30記)


田原坂は桜がきれいな場所ですが、まだ一分咲き程度です。木によっては満開のものがあるのですが3~4本くらい。
満開まではあと10日~2週間くらいじゃないかな。今日みたいな陽気が続けば早いかも知れません。


(2016.3.20 田原坂公園の桜 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 13 ISO100 1/125)


 

(2016.3.20 田原坂公園の桜 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 11 ISO100 1/100)


公園の駐車場の入り口の桜はなぜか満開。



(2016.3.20 田原坂公園の桜 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 7.1 ISO100 1/1600)



(2016.3.20 田原坂公園の桜 byNEX5N SEL24F18Z  24mm F 5.6 ISO100 1/640)





さて、ネットのニュースで気になった記事3本。(ちょっと古いけど)


(1)国際民間航空機関(ICAO)が、4月1日から旅客機が貨物としてリチウムイオンバッテリを輸送することを禁止。
すでに、国際便では預け入れ荷物にリチウムイオンバッテリを入れることが出来なくなっているので、大きな影響はないと思いますが、リマインド。
(手持ちで機内に持って行く分には問題ない(大きさや量など制限がある場合がある。))


(2)2016年が米国内で初めてメートル法の利用が合法化された1866年から150周年であり、かつ非営利団体の米国メートル法組合が設立されて100周年でもあることから、米国防高等研究計画局(DARPA)は24日、原子から宇宙までをメートル法によるサイズで示したプレゼン資料「Powers of Ten」を公開した。


米国国防~、がどういう組織か知りませんが、アメリカでメートル法が一般的になる日なんてあるんですかね。
アメリカ、って最先端なイメージがありますが、その大部分の地域や住民は超がつくほどド田舎で保守的です。
国際ニュースなんて気にする人はほとんどいません。日本ってどこよ?な人が6割7割、いるんじゃないですかね。
そんな国で、これまでの習慣を捨てて新しい基準を受け入れるっていうのは、甚だ難しいと思いますね。


(3)これまでランダムと思われていた素数にある偏りが見出された。
Natureが14日付けで報じたところによると、スタンフォード大学のKannan Soundararajan氏が3月11日に公開した論文で、「ある素数とその次の素数は、最後の桁の数字が同じものになることを避ける傾向にある」ことが判明したという。


素数って、1とその数字自身でしか割ることの出来ない孤独な数のことです。(by JoJo)
二桁以上の素数の場合、一の位の数字は1、3、7、9のどれかになります。
そのどれかは、それぞれ25%づつ可能性があることになるのですが、素数を並べた時に最初の数百万個では、1の位が1の素数の、次の素数も1の位が1である確率は18.5%。
3と7はそれぞれ30%、9の確率は22%だったということです。数が離れるにしたがって、
1の位の数はよりランダムに分布するようになったとのこと。
なにやらパターンがありそうだ、という発見は暗号などの技術に影響を与えそうです。


(4)元エルピーダ社長の坂本氏が興したDRAM企業「サイノキング」


2016年2月20日。午前6時から始まったNHKテレビのニュース「おはよう日本」が、国内外のDRAMコミュニティを驚かせるニュースを報じた。「半導体生産に新戦略 日本の技術と中国の資金を活用」と題し、エルピーダ元社長の坂本幸雄氏と当時の技術者(筆者注釈:倒産前のエルピーダと子会社の台湾レックスチップに在籍していた技術者と思われる)が半導体の研究開発会社「サイノキングテクノロジー」を2015年に設立したと述べたのだ。NHKニュースによると同社は中国の合肥市と連携してDRAMの生産に乗り出し、2年後の生産開始を目指すという。



坂本氏って何しているかと思ったら、おとなしくしていられない性分のようです。
でも、なぜ今この時期に?って感じがします。
中国の半導体工場は、今年が大きな節目になるのではないかと思われるくらい立ち上がっています。(進行中、計画中の案件が多い)
みんなが動くときに動き「はじめる」のは下策です。
中国のビジネスを考えるとせめて1~2年前に始動しておくべきでした。
これまでのDRAMのような量を求めるデバイスでなければまだ見込みはあるかもしれませんが、それだと中国であるべき理由が分かりません。
彼のビジネス、どうなるのでしょうか。


2016年3月17日木曜日

マイナス金利、効果見えず

マイナス金利については過去に3回ほど載せました

マイナス金利(1/31)
マイナス金利の余波(2/5)
マイナス金利の件(2/23)

よほどのことがない限り、この件に関することは恐らく今回が最後になりそうです。

日本の金融機関が日銀に預けている当座預金。金融機関はこの預金に応じた金利を日銀から受け取っています。
マイナス金利は、この預けた金額に応じてマイナスの金利、手数料のようなものを払うことになります。
ですが当座預金の全額にマイナス金利が付くわけではなく、ごく一部です。
日銀は預かった当座預金を3段階にわけ、プラス金利(0.1%)、金利なし、マイナス金利(-0.1%)がかかるようにしています。その分類は毎月発表されます。2月に発表された1月分に引き続き、先日2月分の発表がありました。
結果、2月の当座預金平均額253兆円のうち、23兆円あまりがマイナス金利分です。
平均額もマイナス金利分も、1月とほとんど同じ。

ロイターの報道によれば、日銀の思惑はこのようだったらしいです。
マイナス0.1%の金利がかかる預金を多く持つ金融機関がこの一部を放出する一方、プラスやゼロ金利残高に余裕がある金融機関が、マイナス金利で資金を調達。その資金を運用することで、利益を得る裁定取引が短期金融市場で発生する、というもの。
この裁定取引が進めば、マイナス金利適用の預金額は3兆円くらいまで減る(その分、資金が市場に出回る)と見込んでいたようですが、2月、3月の様子を見る限り、資金が動く気配すらありません。

あきらかに黒田君は失策したようです。
さて、次の一手が欧州の後追い、「マイナス金利幅の拡大」、というような、一種のヒステリーか、あるいは小学生レベルのことであれば、日銀総裁は変えたほうが良いでしょうね。
そもそも中央銀行の手段にも限界があり、見通しが伴わないこれらの手法は傷口が広がるだけです。
景気浮揚、インフレ率を上げる(景気を活性化する)なんて本来は政府の管轄で、日銀はサポートかブレーキくらいの役目が関の山だと思いますねえ。
つくづく、黒田君は運のない人と思います。


2016年3月15日火曜日

レオナルド・ディカプリオ

先日授賞式があった2015年の「白い」アカデミー賞で、初めてオスカーを取ったレオ様ことレオナルド・ディカプリオ。
今年42才になるってことに驚きまいた。1974年11月11日生まれ。
オレの3つ下、妹と同い年とは。
もっと年下だと思ってました。

レオ様といえば「ギルバート・グレイプ」が鮮烈な印象で、(この人、演技うまいなあ)と思ったんですが、そのあと彼の出演作ってあんまり見てないです。
「タイタニック」見てない。
「クイック&デッド」、「仮面の男」「ギャングオブニューヨーク」見たかな。どれも面白かったし、レオナルド・ディカプリオの演技はどれも良いものだったと記憶しています。「ギャングオブニューヨーク」は良かったですね。
でも、やっぱり「ギルバート・グレイプ」が素晴らしすぎました。
映画の内容もとても素晴らしかったです。お勧めの映画です。
私自身はアカデミー賞自体には何の思い入れもなく、過去の受賞者なんてさっぱり知りませんが、今回受賞した作品、「レヴェナント:蘇えりし者」は機会があれば見てみようと思います。


2016年3月14日月曜日

釣耕園(2016.2.27)

叢桂園の奥(園続き)に釣耕園があります。


こちらも江戸時代のもので、第3代肥後藩主細川綱利(赤穂事件後に大石内蔵助を預かった殿様)が建てた「お茶屋」と呼ばれた別荘の一つです



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 19mm F 5.6 ISO100 1/80)



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 6.3 ISO100 1/80)



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 20mm F 4.0 ISO125 1/60)


石門の上にある文字(表側)。西渓佳境、と読めます。
熊本市街の西の端にある釣耕園の庭園には飛石を配した池に山渓からの水が流れ入るようになっています。
このため、西渓佳境、と詠んだんでしょう。ひねりがないねえ。



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 5.6 ISO100 1/80)


石門と別荘建屋の全景



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 4.5 ISO400 1/60 EV-1)


石門の裏側(邸宅側)



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 4.0 ISO250 1/60)



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 4.5 ISO100 1/60)


清清しい池です。



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 53mm F 5.0 ISO640 1/100)


清流が流れる池の底に沢蟹。



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 4.5 ISO100 1/60)


池は邸宅の目の前にあります。



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 20mm F 4.0 ISO125 1/60)



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 55mm F 5.6 ISO320 1/100 EV-1)


釣耕園は細川家の重臣、続家に下げ渡され現在も続家の所有地になっています。


厳密には公園ではなく私有地。



(2016.2.27 釣耕園 byNEX5N E 18-55mm 18mm F 4.0 ISO320 1/60)


清流の洗い場。冬場は冷たいよなあ