2015年9月15日火曜日

イギリスの労働党党首選

今朝はすごく寒く感じて眼が覚めました。
熊本市の今朝6時頃の気温は18~19℃くらい。(アメダスのデータより)
菊池で16℃くらいでした。さすがにタオルケット1枚では厳しいかも。
目覚めは23~4℃くらいの生ぬるい、、、いや、さわやかな気温のほうがいいですなあ。
それでも日中は26℃を超えて、気温的には夏日だったようですが、少し雨が降りました。
お陰で、帰宅するときに会社の駐車場においてある車はまだら模様。
おそらく、阿蘇噴火の降灰影響がありそうです。降るんだったら、どばーって降ってほしいです(w
明日、明後日は雨マークがありますがどうなりますことやら。

先日、イギリスの労働党党首選がありました。
イギリスの労働党党首、というと記憶に残っているのはトニー・ブレア氏ですね。
彼はそれまでの労働党のカラーを破り、Third Way(第三の道)として(社会民主主義な路線からより中道的な)新自由主義経済路線を採用し広く支持を集めました。
労働党、というのは日本で言えば社会党、社民党に近い路線で、労働争議やスト、デモといったネガティブでやや時代遅れな印象がありました。
日本の手厚い年金、健康保険制度、失業保険制度、というような福祉・社会保障制度は、社会主義的な政策・施策で自民党のような保守主義政党から出てくるものではありません。
日本人はこういった社会福祉制度に貪欲で敏感なわりに、これを党是とする政党には見向きもせず、かくて社会党はなくなり、社民党も風前の灯といった状況なのは皮肉のような気もします。
イギリス労働党の話でした。
この党首選は圧勝といえるような勝ち方でジェレミー・コービン氏次期党首に決まりました。
労働党自体は5月に行われた国政の総選挙で大敗を喫しています。
この敗因の一つには、スコットランドの独立を謳うスコットランド国民党に多くの議席を奪われたこともあるのですが、現時点で敵対する保守党が全体の50%の議席を占め、労働党の議席は36%程度になっています。
コービン氏は明らかに反動的で極端な左派で、党内でも警戒する声はあったようです。
それまでの中道寄りの路線は(先の選挙で敗れたことの原因として)支持者にはなまぬるい印象を与えたのかもしれません。
歴史をみると、バランスをとった政治というのは(政策決定プロセスの道のりが長く、変化がわかりにくく、支持を継続して受け難いという点で)最も難しく、(右でも左でも)どちらかに偏った政治というのは(決断が早く、変化が極端で分かりやすいという点で)政治手法としては簡単で支持を受けやすいです。
しかし、破綻するのはたいがい後者の政治で、しかも歴史上大きな傷を残してきました。
今や日本でも(それほど多くない)ナショナリズムの声を背景に選挙に勝ち、議席の大半を占めるようになった党と、独裁的な国家元首が暴走の色を濃くしています。

そもそも民主主義とは、生ぬるいものです。
ですが、

It has been said that democracy is the worst form of government except all the others that have been tried from time to time.
(民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けば、だが。)
~ウィンストン・チャーチル~






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