2015年6月18日木曜日

日本は民主国家、法治国家ではなくなったのか

衆議院には憲法審査会、なるものがあります。つい最近制定されていたんですね。

憲法審査会は、日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査する機関です。 本審査会は、第167回国会の召集の日(平成19年8月7日)から、国会法第102条の6の規定に基づき「(衆議院に)設ける」とされています。

先日、この憲法審査会の参考人質疑があり、憲法学者の多くが安倍が推進している戦争法案を「憲法違反」と非難しました。
出席した憲法学者は与党の推薦者もいました。
このときの参考人を選んだ自民党の船田氏は「あまり調べていなかった。正直(人選の)ミスだった」とコメントしています。
あまり調べず無作為に選んだ人選は言ってみれば、公平に選んだ、と言えます。
公平に無作為に選ばれた学者が、戦争法案は憲法に反していると述べた意見は、反対派の野党の色に染まっていない意見と言うことです。
期せずして公平な意見が聞けた、と言って良いでしょう。

憲法審査会の与党筆頭幹事、船田元氏は、憲法審査会をしばらく開かないと言ったそうな。
安倍が成立を目指している戦争法案審議に影響が出るので、安倍が圧力をかけているのでしょう。
今、民主国家・日本で恐るべき事態が進行しています。

0 件のコメント :

コメントを投稿